コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

スケボーとお金

日本のスケートブランドが精力的な活動を辞めてしまう理由

最近ではブームが過ぎ去ったように感じますが、10年よりもうちょっと前でしょうか、日本国内においてスケートブランド立ち上げブームがありました。 lesque(レスケ)を始め、JOYNT(ジョイント)、RELA(リラ)、DOSTECH(ドステック)、UNIFUL(ユニフル)、IFO、D…

損得勘定が欠落しすぎているスケーターという人種に待ち受けるもの

スケーターという人種が大好き大好きといつも公言している私ですが、最も好きな部分の一つに「スケーターは損得勘定が欠落している」というものがあります。 これは決して悪口ではありませんよ(笑) ただし、これらはもちろん時としてスケーターの人生にマ…

オリンピックで芸能人となった堀米雄斗を待ち受けるものとは

ついに開催された東京オリンピック。 このコロナ禍で開催されたことがすでに奇跡といっても過言ではありませんが、なんと堀米雄斗さんが金メダルを獲得するという奇跡の二連発が起こりました。 でもどうでしょうか。堀米さんは世界最高峰のコンテストである…

堀米雄斗以外にスケボーで家を買った日本人はいたのか

もはや説明不要のスーパースターである、堀米雄斗さんがついに、デッキ一本で家を買いました。 イチローは昔バット一本で親に家を買ったという話がありましたが、それをスケボーで体現した唯一の日本人スケーターと言っていいでしょう。 今日ついに自分の小…

スケートショップを開業するのは本当に難しい

「スケボーで食べていきたい」 スケボーにとてもハマっている若者は一度は考えたことがあるのではないでしょうか。 そして自らの実力を客観視できる年齢になったとき、プロとしてご飯を食べるのはちょっと無理だな、と気づいたスケーターが次に考えるのは、…

プロなのにメディアから姿を消すことが許される時代

スケボーの業界に関わらず、ある日メディアから姿を消す天才というのは必ずいます。 彼らはなぜ姿を消すのでしょうか? スケボーはスポーツではなく、スポンサーとの契約が切れたから、という理由で消えたりはしません。ちなみにトリックレコードなどの例外…

スケートパークはキレイな路面とカーブBOXがあれば良い

文字数の関係でちょっと極端なタイトルにしてみました。 最近SNSやWEB媒体等で、「イケてないスケートパーク」について話題に上がることが多くなってきました。 その多くがいわゆるパブリックパーク(公共のパーク)であり、つまり皆さんの税金で 作られたパ…

デッキを買い替える時期の目安とは

今日はデッキを替える目安についてお話したいと思います。 デッキと言うものは消耗品であり、スケボーのギアの中で最も交換頻度の高いものです。それゆえ、特に初心者の方や若い方は替える時期に悩まれる方も多いのではないでしょうか。 ちなみに元も子もな…

日本のプロスケーターはお金持ちではありません

まず初めに、本日はプロスケーターについての話をしますが、ここで使う「プロ」は自身のモデルデッキを出している正真正銘のプロではなく、金銭をもらっているスケーターを「広義な意味でプロ」と定義して話をします。 私は若いスケーター達と話をする機会が…

滑り続けたその先に選んだ道

なんだかもう年末の足音が聞こえてきましたね。 若いスケーターの皆さん、30歳を越えたあたりから、時が経つのは本当に早いなぁと頻繁に感じるようになりますので、今を精一杯生きましょう(笑) 今日はちょっと私の生き方について話をしたいと思います。 …

スケボーで食っていくことが益々難しくなる理由

どっぷりスケボーにハマってしまったスケーターなら誰もが一度は考えることがある「スケボーで食っていきたい」という願望。 以前も記事にしたことがありますが、スケボーで食っていく、というと プロスケーターとして給料をもらう 代理店に就職する ショッ…

トニー・ホークというスケーターのすごさを改めて実感

【レジェンド】という言葉がこれほどしっくりくるスケーターもめずらしいのではないでしょうか。 人類で初めてスケボーで900°を成功させた男、【TONY HAWK】トニー・ホークがberricsの企画であるBATTLE COMMANDERより新たなパークパートを世にドロップしまし…

プロスケーターの仕事とは

今日はプロスケーターにまつわる仕事について記事にしたいと思います。 漠然と"プロスケーターになりたい"と思っている若いスケーター達は、プロとは「スケボー1本で生活していける人」という認識があると思います。 国内におけるプロは「AJSAプロ」という…

シューグーを塗るのはダサいのか

スケーターなら誰でも知っている「Shoe Goo(シューグー)」。 その歴史は古く、初めて国内で発売されたのは1978年で、スケーターの必需品として認可されたことはもちろん、スニーカーブームにおいては一般的にも大活躍でした。 私がスケボーを始めた頃…

令和において国内スケボー業界はどうなっていくのか

ついに令和に突入しましたね。元号が変わっても我々スケーターは骨の髄までスケーターなことに変わりません。ちなみに元号というものを現在も使用しているのは世界で日本だけだそうですね。 国内スケボー業界については、スマホの普及によって世界中のトリッ…

舞浜スケートパーク有料化決定。その料金は。

以前、舞浜スケートパーク有料化について記事を書きました。 www.kostontaro.com www.kostontaro.com その有料化についてどうやら正式決定し、平成31年4月1日より使用料が発生します。無料だと思って行かれる方は注意が必要ですね。 そもそも公園遊具の…

なぜスケーターは常に金欠なのか?

はい、私のことです(笑) スケーターという人種は基本的に貧乏であることが多いです。しかしこの感覚も今の若者には当てはまらず一昔前、という感覚なのかもしれませんが、少なくとも私の周りでは今でもそうです。 貧乏と言うのは少し言葉に問題があるのか…

良いスケートスクール講師とは

昔はスケートスクールなんていうものはなかったです。 スケボーは本当に「不良の遊び」という感じでしたし、人から教わるようなものでもなかったです。イベントの合間なんかに無料でレクチャーする程度のものはありましたが。 私は基本的に有料のスケートス…

スケボーのコンテストにおける魅力とは

スケボーは世界で一番自由な乗り物ですが、それに点数をつけてもおもしろいんじゃない?とあえてルールを設けるコンテストを楽しむのもまた自由なスケボーであったりします。 国内では20年くらい前がコンテストの全盛期で、まだインターネットの普及もなく世…

もし自身がデッキブランドを立ち上げるなら

問い合わせフォームよりご質問をいただきました。ありがたいですね。 質問や記事にしてほしい内容があれば軽い気持ちで問い合わせフォームよりお問合せいただければと思います。私なりに考えてみたいと思いますので、お待ちしています。 さて、いただいた質…

大手企業がスケボーに参入する理由と今後の展開予想

今はひと昔前では考えられないような大手企業がスケボー業界に参戦してきています。 アディダス、ニューバランス、ナイキ、コカ・コーラ、木下グループ、g-shock等。 ナイキに関しては大手一番乗り!という感じで今ではすっかりスケボー業界でもおなじみの企…

スケボーにハマりすぎ、デッキの上を優先した結果失うものとは

スケボーは世界一楽しい遊びです。 ただ楽しいだけでなく、メイクするまでの苦労と努力も合わさることによってその楽しさは明らかに普通の「遊び」の域を超え、その人のライフスタイルに大きく影響することもしばしばです。 「練習→メイク→達成感」この無限…

スケボーを仕事にした場合の離職率は?

スケボーはその中毒性から、それで食っていきたい!と思うスケーターも非常に多いです。 いくつかこの情報館でもスケボー業界の仕事については記事にしてきましたが、そんなスケボーを仕事にした人達の離職率、つまりは辞めてしまう人はどれくらいいるのでし…

今までスケボーにかけたお金はいくらか計算してみた

僕はスケート歴が25年以上になります。 まだ小学生だったころはデッキは決まって先輩のお下がりのテールがすっかりすり減ったものをもらい、使っていました。とにかく毎日滑っていましたから、デッキの消耗はすごかったですからね。 高校生くらいになると自…

日本のスケート業界でも引き抜きは存在するのか

海外ではプロスケーターを他ブランドが引き抜く、ということは割と普通にあるような気がします。 「引き抜く」というと少し強い印象を受けますが、実際は「給料をこれくらい出すからブランドを移る気はないか?」というお金を稼ぐプロとして通常の交渉事項で…

デッキが1枚売れるとショップはどのくらいの利益があるのか

スケートアイテムの中で一番高価で、頻繁に交換するものはデッキですよね。シューズも高いですが、折れてしまうこともあるデッキのように意図せぬ交換を強いられることは少ないです。 僕たちユーザーである最終消費者がそのデッキを購入した時、ショップ側に…

スケーターがスケボーにかける情熱を他に注いだらどうなる?

以前から思っていたことがあります。 スケボーにハマってしまったスケーターがスケボーにかける情熱というものは、時に怖くなることもあるぐらい熱いものです。 スケーターがスケボーに注ぐ情熱をもし他に、例えば仕事に打ち込んだらどの分野でも結構イイ線…

舞浜スケートパーク有料化の流れは苦情から始まった?

以前舞浜スケートパーク有料化についての記事を書きましたがその続編です。 本日の毎日新聞ニュースに「浦安(舞浜)スケボー場有料化検討」の記事が掲載されていました。 www.msn.com そこに少し気になる文章がありました。 他スポーツ団体からの苦情 元々…

スケボーの業界に就職するチャンス

スケボーを仕事にしたい人はたくさんいると思います。実際僕もスケボーが好きというだけでスケボー関係を仕事にしていた時があります。 スケボーの仕事と言うのはプロだけではなく、メーカーや代理店、ショップなど、多岐にわたり、「スケボーで生活していく…

安いデッキがネットで手に入る時代。並行輸入という販売方法

商売の話をしたいと思います。 今はネットでスケボーのアイテムが安く手に入る時代ですね。20年ほど前は今ほどネットは整備されておらず、雑誌の片隅にスケートショップの電話番号が載っていて、そこに電話をして通販するか、直接買いに行くかしかありません…

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