以前舞浜スケートパーク有料化についての記事を書きましたがその続編です。
本日の毎日新聞ニュースに「浦安(舞浜)スケボー場有料化検討」の記事が掲載されていました。
そこに少し気になる文章がありました。
他スポーツ団体からの苦情
元々有料化の検討はスケートパークは公園の遊具と同じ位置づけだったので無料だったが、体育館やフットサル場のように使用料が発生するスポーツ施設と見なし、受益者負担をしてもらおう、というものです。
浦安市内の他のスポーツ団体から「スケボーだけ無料なのは不公平」と苦情がきていたそうです。
あくまで毎日新聞の書き方によると「その苦情があったので有料化の検討に至った」と読み取れます。
どのような経緯や言葉のやり取りがあって他の団体から「スケボーだけ無料なのは不公平」という言葉がでたのかはわかりません。
「スケボー場も無料なのだから体育館も無料にならないの?」ならわかりますが「私達もお金払ってるんだからスケボーからもお金取ってよ」であるならば、ちょっと性格が悪い気がしますよね。
同じ行政に納めるお金でも、所得税や住民税とはまったく意味合いが違う「施設の使用料」という観点から、全て一律に同じと捉えて料金を徴収することは不可能ですから。
しかし実際はどのような経緯ややりとりでその苦情が入ったのかわからない以上、その苦情を一概に「バカげている!!」とは言うことは難しいですよね。
僕はスケーターなのでもちろん有料化には反対ですが、スケーター以外の市民からすれば自分たちが体育館を使う時と同じように、スケボー場でも使用料を払うのが普通だという感覚でしょうから。
他の施設に比べてパークの維持費は安い?
毎日新聞の記事の中でNPO法人浦安スケートボード協会の方が「スケートパークは他の施設に比べ多額の維持費がかかるわけでもない」と有料化を批判されていたようです。
考えたこともなかったですが、確かに体育館は空調やライト、床のワックス、清掃の方の人件費などがかかりますが、スケートパークは一度作ってしまえばそんなに維持費はかからなそうですよね。
定期的にコンクリートの補修などはかかりそうですが、年に何回もなさそうですし。
まぁ維持費がかからなくても建設費はかかったわけですから、この理屈はなかなか通すのは難しそうな気がしますよね。実際の去年のリニューアル工事では5,000万円の費用がかかったそうですし。
体育館の建設だと電気設備が莫大ですから5,000万ですむことは絶対にないでしょうが。
議案提出は今年中?
以前の記事に書きましたが、公の施設で使用料を取るのは市議会で条例化する必要があるそうです。
その条例を制定する議会が早ければ今度の12月だそうで、トントン拍子で有料化が進んでいる印象ですね。金額はまだ未定だそうですが、このままではほぼ確実に舞浜スケートパークは有料となりそうです。
舞浜に通う若いスケーターは財布が痛くなりますね。なんとかならないものでしょうか。
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