コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

デッキが1枚売れるとショップはどのくらいの利益があるのか

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 スケートアイテムの中で一番高価で、頻繁に交換するものはデッキですよね。シューズも高いですが、折れてしまうこともあるデッキのように意図せぬ交換を強いられることは少ないです。

 

 僕たちユーザーである最終消費者がそのデッキを購入した時、ショップ側にはどれくらい利益があるのか知りたいと思ったことありませんか?

 

 まぁ若いスケーターはそんなこと考えないですよね(笑)

 

ショップはデッキが売れるといくら儲かる?

 もちろんデッキにも種類があり、価格差もあることから一概に言うことは難しいですが、基本的にショップは代理店から6000円で仕入れ、ユーザーに10000万円で売るというイメージです。

 

  日本にはデッキのプレス工場はないので必ず海外から仕入れますが、為替や関税の関係でメーカーから卸される代理店側の仕入れ値は多少変動しますが、ショップ側の仕入れ値というのはそんなに変わらないと思います。

 

 急激な円安の時に仕入れる代理店側って結構しんどい時もあったりします。そういう時は常に安定した価格で手に入るユーザー側としては感謝ですよね。

 

 デッキの場合、商売で言う原価率は60%ということになり、商売としてはそんなに旨みのあるイメージではないです。飲食なんかはうまくやっているところは原価率15%なんていうところも結構ありますからね。

 

代理店はメーカーからいくらで仕入れている?

 では代理店は生産者であるメーカーからいくらでデッキ買い付けているのでしょうか。

 

 先ほども申し上げた通り、海外からの輸入に頼っている日本では為替や関税、さらには注文数量によって価格は左右されます。

 

 メーカー側は大体1枚1000円~1500円くらい生産しているというのが業界でのおおよその認識です。「おおよそ」というのはメーカー側は「これはいくらで生産されている」ということは基本的に教えてくれないからです。

 

 それを国内代理店は総コストで1枚3000円程度で仕入れます。今は円安なのでもう少しかかっているかもしれませんが。

 

まとめ

 まとめると

 

 1000円~1500円で生産されたデッキが3000円で国内代理店に卸され、ショップに6000円で卸され、ユーザー(僕たち)に10000円で買われる

 

 というイメージです。これが現在の日本で言う「正規のルート」ということになります。一枚のデッキも数々の会社を経由して僕らの足元に届いているんですね。

 

 そして最近はネットで海外からデッキを買う日本人も多くいます。そうすれば送料込みでも1枚5000円くらいでデッキが手に入ります。Skate Warehouseなんかが有名ですよね。

  

 あとは以前記事でも紹介した、並行輸入業者という代理店を通さず直接海外から買付て、ユーザーに卸す国内ショップもあります。そこでは通常価格で8000円ちょっとくらいで買えると思います。

 

どこでデッキを購入するかは皆さんの考え一つです。

 

 

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