コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

デッキを買い替える時期の目安とは

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今日はデッキを替える目安についてお話したいと思います。

 

 デッキと言うものは消耗品であり、スケボーのギアの中で最も交換頻度の高いものです。それゆえ、特に初心者の方や若い方は替える時期に悩まれる方も多いのではないでしょうか。

 

 ちなみに元も子もない話をすると、デッキを替える時期というものはその個人の感覚やスケート頻度(これは当たり前)によることも多く、「人による」ということが正解です。

 

 しかしそれではおもしろくないので、私なりに、「物理的にはこれが買い替えの目安」というものを考えていきたいと思います。

 

デッキが柔らかくなってきたら替える

デッキが柔らかくなると、トリックに悪影響を与えます。

 

 極端な例を挙げると、例えば段ボールのような柔らかいものにウィールをつけてオーリーしようとしても、できません。しかし鉄板のようなガチガチに硬いものにウィールをつけてオーリーしようとすると、それはある程度できるでしょう。

 

 つまり、少々乱暴に言ってしまうとスケボーは「柔らかいものでは飛びにくく、硬いものが飛びやすい(跳ねやすい)」ということです。

 

 デッキに長く乗っていると、当然デッキがしなる回数も多い為、デッキはどんどん柔らかくなり、いずれ大きくしなるようになります。

 

 こうなってくると飛びにくくなるためトリックに悪影響であり、買い替えた方が良いです。確認方法はデッキを裏返しにし、その上に乗って硬さを確認するのが良いでしょう。

 

 簡単にペタッと踏み抜く(地面に押さえつける)ことができるようであれば、すでに柔らかいです。簡単に踏み抜けているかどうかが分からない方は新品のデッキの時に試しておき、どれだけ踏み抜く力が必要か確認しておけばOKですね。

 

はねっ返りがなくなってきたら替える

 ちょっと曖昧な表現となってしまいますが、はねっ返りがなくなってきても買い替えの目安です。

 

 これはデッキが柔らかくなってきても起こる現象ですが、何よりテールが減ってきた(削れる)らはねっ返りがなくなります。

 

 ストリートでのスケボーと言うものは「弾く遊び」と言っても過言ではありませんから、こうなると替えるしかありません。

 

 削れているかどうかの確認方法はテールを目で見るのも良いですが何より「音」ですね。

 

 手でデッキを持ってテールで地面をパンパンと叩いてみてください。

 

 この時に「パンッ!パンッ!」とか、地面によっては「カンッ!カンッ!」と乾いたような、どこか耳に響くような音がすれば大丈夫ですが、「ポンポン」「ポスポス」といったまったく響かない音がすれば、間違いなくトリックに影響している為、買い替えたほうが良いです。

 

まとめ 

ちなみに当たり前ですが、デッキにヒビが入ったら買い替え時です。

 

もうなぜかお分かりですよね。

 

 そう、ヒビが入ったということはデッキは通常より柔らかく(大きくしなる)なるからです。

 

 まだスケート歴1、2年くらいのスケーターはあまり自分の感覚というものが備わいきれていないので、上記で説明したように物理的に考えてデッキの買い替え目安とするのが良いです。

 

 しかしスケート歴が5年を超えてくるともうそこは物理的な話ではなく、自らの感覚でデッキを替えられるようになってきます。

 

 私が知っているプロには「7日間デッキを使ったら必ず替える」という人もいましたが、これは7日間使ったらデッキは消耗しているはずだ、という本人の感覚によって買い替えられているわけですね。

 

 ちなみに誰が見ても疑う余地がない天才スケーターであるデーウォンソンは、数か月経ってもデッキを替えず、スポンサー側から「新しいデッキを使えよ!」と怒られるくらいだったそうです。

 

 もちろん例外の話ですが、一概にプロだからアマチュアよりデッキをすぐ替える、というわけではなさそうですね。

 

若いスケーターの皆さんもぜひ、自らの感覚と言うものを養ってみてください。

 

 

 

 

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