もはや説明不要のスーパースターである、堀米雄斗さんがついに、デッキ一本で家を買いました。
イチローは昔バット一本で親に家を買ったという話がありましたが、それをスケボーで体現した唯一の日本人スケーターと言っていいでしょう。
今日ついに自分の小さい時からずっと夢だったアメリカで家を購入するという夢を達成する事ができました🏡
— 堀米雄斗 (@yutohorigome) 2020年10月2日
いろんな人達がサポートしてくれてるおかげでここまで来れました!本当に感謝しかないです!ありがとうございます🙏
また新しい夢ができたのでそれに向かって頑張ります🔥 pic.twitter.com/GlcrIRJgJu
上記の堀米さんのツイートはとても反響がありましたね。
休みの日にパークにスケボーに行くと、スケーターの中でさっそく「ホリゴメユートが家を買ったらしい!!」と話題になっていました。
このようにとても大きな話題になったので、「スケボーで稼いだお金で家を買う」という行為が圧倒的少数であることに疑いの余地はありませんが、では堀米さん以外にスケボーで家を買った日本人は過去いなかったのでしょうか。
過去に家を買った日本人スケーターはいた?
答えから申し上げます。
スケボーの稼ぎだけで家を買った日本人は私が知る限り、いません。
一応念のために「私が知る限り」という保険を入れておきましたが(笑)まぁいないでしょう。
ここでいう「スケボーの稼ぎ」とは滑りに対する対価という意味であり、代理店に勤めているとか、ショップで働いて、のようにプロスケーターではない職業は除いています。
過去にプロの収入に関しては何回か記事にしていますが、少なくとも日本と言うスケートマーケット規模が小さい国では、無理というものでしょう。
堀米さんは米国のようにスケボーが文化として根付いている国で活躍しており、スケボーをプロのアリス―トとして扱ってくれるような環境+ストリートリーグという世界最高峰の賞金コンテストで勝ち続けたことが家を買うほどの資産を築いた要因となっていると予想されます。
国内プロスケーターでは家は買えない理由
日本国内で活躍するプロでも月収20万程度を稼ぐ人はいます。これは普通のサラリーマンくらいはもらっている、ということです。
しかし、同じ所得でもサラリーマンは家を買えますが、プロスケーターでは家は買えません。
なぜかと言うとローンを組めないからですね。
家を買うには銀行からお金を借りる必要がありますが、プロ野球選手ならともかく、不安定なプロスケーターという職業ではいくら一時的な収入が月収20万円だとしても、ローンを組ませてくれる銀行は皆無でしょう。
つまり、ローンが組めない国内プロスケーターが家を買うには3,000万円とかの現金をスケボーで稼いだ後、現金一括で家を買う必要がありますから、無理というものです(笑)
今まで家を買った日本人プロがいない理由はここにあるわけですね。
まとめ
まとまりがありませんがまとめますと、堀米さん以外に、日本人プロスケーターで家を買ったスケーターはいません。
その理由は、いくらプロが月収でサラリーマンと同じだけ稼いだとしても、その稼ぎがずっと続く見込みがないのでローンを組めないから、ということになります。
しかし、少なくとも日本のプロスケーターという人種は基本的にあまり「自分の家を持つ」という欲があまりない気もしています。
それはもちろん稼ぎが少ないから、ということも言えますが、一つの場所にずっととどまることへの抵抗感もあるのかもしれません。
賃貸であれば、いつでも引っ越しして好きな場所に住めますから。
スケーターは本当、その時々で住む場所を変えたがるんですよね。それは私も含めて(笑)
過去記事↓