コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

2019-01-01から1年間の記事一覧

流行りトリックとそれを生んだスケーター【その②】

先日「流行りトリックとそれを生んだスケーター」という記事を書きましたが本日はその続編です。 以前紹介したのはエリックコストン、アートサーリ、ブライアンハーマン、の3名でした。 流行りを作り出したスケーターというものはいつの時代も伝説となるも…

流行りトリックとそれを生んだスケーター【その①】

スケボーはその時代によって流れ、流行りというものが確実に存在します。 80年代のテクニカルトリックな時代、90年代のハンマートリックの時代、2000年代からはいかにクリーンにメイクするか、の完成度の時代。 このような大まかな流行りをもう少し細分化し…

オーリーが出来ない人へ

今日はオーリーを練習している人に向けて書きたいと思います。 ありがたいことにたまにご質問等をいただくことも増えました。スケボーを始めて間もない方からの御質問はやはりトリックについてのことが多いように思います。 以前当情報館にて「HOW TO記事を…

【オーリーは大切だ】の真理

たまに「オーリーは大切だ」と聞くことがあります。 オーリーはストリートで行われるトリックの大半と結びつくものであり、大切なのは当然ですよね。例えるなら「運動において水分補給は大切だ」と同じくらい当たり前のことです。 それに異を唱える人はほぼ…

スケボーをバカにする人達

暑い日が続きますね。私も少し前に息子と共に体調を崩していました。コストン太郎家の男どもは本当にか弱い。。。 こんな時強いのはやはり女性で、奥さんは家事をしながらも私が担当している掃除までいつの間にかこなしてれています。本当に頭が下がる思いで…

TVでスケボーが流れる時代。二極化するスケーターとは?

私は朝起きて仕事に行く準備をする前にテレビを付けます。 先日も朝起きていつものように何気なくテレビをつけたところ、いきなり堀米雄斗さんのキャバレリアルバックテールが目に飛び込んできました。 一瞬間違えてスケートDVDを再生したのかと思ってし…

トニー・ホークというスケーターのすごさを改めて実感

【レジェンド】という言葉がこれほどしっくりくるスケーターもめずらしいのではないでしょうか。 人類で初めてスケボーで900°を成功させた男、【TONY HAWK】トニー・ホークがberricsの企画であるBATTLE COMMANDERより新たなパークパートを世にドロップしまし…

なぜフロントテールスライドはフェイキーアウトが多いのか

トリック一つとっても、アウトの種類と言うのは無限です。メインアウトとフェイキーアウトのみならず、ショービットアウトやフリップアウト、ビッグスピンアウト、270°アウト。 通常この「アウト」というものはメインアウトが一番やりやすいとされていますが…

彼女や奥さんがスケボーに反対したらどうする?

今は違うのかもしれませんが、私が学生の頃はスケーターの彼女は大体彼氏がスケボーすることに反対だったり、快く思っていないパターンが多かったように思います。 それはスケボー自体が悪い、スケボーなんかやって欲しくない、というものではなく、彼氏がス…

【実は高難度】ハンドレールの途中抜けについて

皆さんも見たことがあると思います。 長~いハンドレールを流すものの一番最後までは流さず、最後ちょっとだけオーリーをして途中抜けのようにアウトするというもの。 最後が少しだけキンクしているような場合に割と多いかもしれません。このような↓ これ海…

50-50グラインドのX(クロス)掛けについて

最近新しいパートなんかを見ていると「またスケボーが新たなステージに入ったのかな」と思うことがあります。 それは50-50グラインドにおけるX(クロス)掛けが目立つようになってきたことです。 何のことかわからない人もいると思うのですがわかりやすい写…

プロスケーターの仕事とは

今日はプロスケーターにまつわる仕事について記事にしたいと思います。 漠然と"プロスケーターになりたい"と思っている若いスケーター達は、プロとは「スケボー1本で生活していける人」という認識があると思います。 国内におけるプロは「AJSAプロ」という…

国内フルパート再生回数ランキング

最近ではyou tubeにアップされているスケボーのフルパート再生回数もめっきり少なくなりました。 最近の話題作としては阿部涼太さんの「FIRST BASE」や瀬尻稜さんの「FAR EAST FLOW」などがアップされましたが、それぞれ7000回と5000回程度となっています。 …

デッキを破壊する行為が流行った瞬間

以前は割とよく怒ってデッキを投げつける人が多かったです。しかし最近では随分と減りました。 それは現代における「黒は当然のことながら少しのグレーも許さない」という世間の流れにより、減ったのだと思われます。 もしそのような行為が今あれば、遠目か…

セクションにおける順番抜かしについて

私はスケーターの少し子供っぽいところとか、損得勘定がぶっ壊れているところとか、やるときはやるところとかが大好きなわけでありまして、つまり基本的にはスケーターが大好きです。 しかし「基本的には」という言葉のとおり例外もあって、嫌いなスケーター…

デッキテープカット用のカッターナイフを持っていると逮捕される?

少し前にツイッターで「えっ?」という写真を見ました。 それはスケーターが持っていたカッターナイフの刃先を警察官が物差しのようなもので測っているような写真でした。つまり、警察官がスケーターが持っていたカッターナイフが銃刀法違反になるかどうか確…

フードを被ったままハンドレールに入ることの意義

「フードを被ったままハンドレールに入る」 海外なんかではよくありますよね。日本国内においても最近ではたまに見かけるようになりました。 でも不思議に思いませんか?フードなんて被っていたら自転車ですらちょっとこぎにくいのに、ましてやスケボーでハ…

シューグーを塗るのはダサいのか

スケーターなら誰でも知っている「Shoe Goo(シューグー)」。 その歴史は古く、初めて国内で発売されたのは1978年で、スケーターの必需品として認可されたことはもちろん、スニーカーブームにおいては一般的にも大活躍でした。 私がスケボーを始めた頃…

スケボーで怪我をすると永遠に治らない気がするのはなぜか

ちょっと大げさなタイトルにしてしまいました(笑) 今でこそ、怪我をしたらジッと治るのを待ち、ちょっとデッキに乗ってみてまだ痛ければまたしばらくやめておく、ということも出来るようになりました。 しかし1分でも1秒でもデッキの上に長く乗ることが何よ…

なぜ日本は正しく評価されないスケーターが多いのか

日本国内スケーターと、本国アメリカのスケーターの大きな違いの一つとして、日本では「正しく評価されないスケーターが多い」ということが言えます。 これは何も上手い人が評価されていない、ということだけではなく、「下手なのに評価されているスケーター…

スケーターはガラが悪く見えてしまう?

なんとなく、ぼんやりとした感情でしかないのですが「スケーターはガラが悪い」という印象を持つ人は多いかもしれません。 今でこそスポーツ化の流れがあり、さわやかな若者が汗を流す様子もテレビなんかで見ることもありますが、公園なんかでワーワー言いな…

スケボートリックのHOW TO記事を書かない理由

ありがたいことに、当情報館においてお問い合わせフォームよりいくつかご質問をいただくことも増えてきました。 そこで何度か「〇〇のやり方を記事にしてほしい」という問い合わせもいただくようになりましたが、私は今まで個別トリックのHOW TOを記事にした…

スポットにおける【苦手意識】とは

レールやステア、カーブを使ってトリックをやるとき、人にはそれぞれ【苦手意識】というものがあります。 めちゃくちゃ上手い人が、その人なら一見簡単にできそうなのに「あのスポットは苦手」というのを聞いたことはありませんか?これが【苦手意識】です。…

AJSAコンテストにエリックコストンが出場したら優勝するのか

はい、今日はちょっと意味不明な題名にしてみました(笑) 私、昔からこういう意味不明なことを考えるのが好きだったりします。 昨今の国内コンテストは低年齢化が顕著に表れています。ARK LEAGUEは世界規模コンテストなので別次元として、AJSA、国内オリン…

スケボーにおいて怪我をしやすい場面ベスト3

スケボーは怪我とは切っても切れない関係です。 遊びの要素が圧倒的に強いスケボーですが、そこらへんのスポーツより全然怪我をします。我々スケーターは遊びに対して本気度が高すぎるんですよね(笑) 当情報館でも幾度となく怪我に関する記事は書いてきまし…

私の好きなスケーターの定義

いくつかの記事でも明言しておりますが、私はスケーターが大好きです。これはいくら言っても言いすぎることがないくらいです。 ここで言う「大好き」とはもちろん全てのスケーターを指すわけではありません。誰一人苦手な人がいないという人は存在しませんか…

スケボーにおける【緊張】はどのような効果を生み出すのか

SNS界隈ではSLSでのヘルメット着用が少し話題になってますね。そちらに関しては以前記事にしています↓ www.kostontaro.com さて、今日はSNSでちょっと目に留まったことを記事にしたいのですが、とある若いスケーターが「カメラを向けられると急にトリックが…

スケボーは楽しむと上手くなれるのか

「スケボーが上手くなる方法」 誰もが知りたいところですよね。トッププロでさえも知りたいと思います(笑) ネット上で「スケボー 上手くなる方法」などと検索するといくつかヒットし、それぞれの書き手さんがそれぞれの意見を書かれています。 もちろん全…

ライフスタイルがサポート対象となるスケーター

「スポンサー」という言葉は全てのスケーターにとってとりあえずは目指すべきものではないでしょうか。中にはスポンサーしたい、という誘いを「自由がなくなる」と嫌い、断ってしまう人もいますが。 スケボーの場合におけるスポンサー、つまり「サポート」は…

なぜ太いデッキがスタンダードになりつつあるのか

あくまで私の感覚ですが、現在デッキの国内主流サイズは8.0インチです。センチメートルで表すと約20.32cmですね。 割と長い間このサイズが標準化されているような気がしますが、私が20代の時なんかは7.5インチが主流でした。 そこから気がつけ…

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