コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

スケボートリックのHOW TO記事を書かない理由

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 ありがたいことに、当情報館においてお問い合わせフォームよりいくつかご質問をいただくことも増えてきました。

 

 そこで何度か「〇〇のやり方を記事にしてほしい」という問い合わせもいただくようになりましたが、私は今まで個別トリックのHOW TOを記事にしたことがありません。

 

 過去150記事以上を書いてきましたが、なぜ個別トリックのHOW TO記事を書かないかというとそれには明確な理由があります。

 

万人に共通するやり方は存在しない

 答えから申し上げるとスケボーにおいて【万人に共通したトリックのやり方】というものは存在しないからです。

 

 Kグラインドは前体重、5-0は後ろ体重。これは当たり前で、ここまでは万人に共通したトリックのやり方ですが、そこから先、つまりその個人がなぜメイクできないのかを教えるのに共通した言葉など存在しないのです。

 

 オーリー自体が悪い人、アウトが悪い人、縁石へのアプローチが悪い人、果てはただ単に縁石の滑りが悪いだけの人(ワックスが足りない)。

 

 その人がメイクできない要素というものは実際にその人の失敗シーンを見てみないことにはわからないということですね。

 

 そういう意味ではHOW TOの雑誌や動画を見るより、個別レッスン、個別スクールというオーダーメイドのスクールはそこに一定の理屈は存在します。その講師が有料で、しかも適当なことを教えているパターンが多いことが非常に残念ですが。

 

 ちなみに有料スクールに関しては以前記事にしています。

これも時代!?スケボーの有料スケートスクールの存在 - コストン太郎のスケートボード情報館

 

記事にできるものではない

 スケボーというものは、環境や精神的な面がトリックに多大な影響を受ける、非常に複雑な遊びです。

 

 その中でもできるだけわかりやすく言葉にして様々なスケボーに関する事象を書いてきましたが、HOW TOだけは記事にできるものではありません。

 

 そもそもHOW TOを見たい人というのは自分がなぜメイクできないかを知りたい人達ですから、そのような個別のオーダーメイドが必要となる事象を記事にすることはできないということです。

 

  ここでちょっと話が逸れますが、とにもかくにもスケボーにおける有料のものに対する「有料なりの効果」と言うものはかなり曖昧だと思っていただいて間違いありません。

 

  少なくとも現在においてはスケボーにスポーツ科学の分野は入ってきていませんから、「このようにすればメイクできる」というものは個人の主観とセンスによる部分が大きい、というよりそれが全てなのが現状であるわけですから。

 

 

まとめ

  まとめると私がHOW TO記事を書かない理由は【メイクするための魔法の言葉は存在しないから】ということになります。

 

 ちなみにある動画を見て、その動画を個人的に分析し、メイクにつなげる個別アドバイスをすることは可能です。 

 

 あくまで私の個人の見解を話す、ということにとどまってしまいますが、ツイッターでも、問い合せフォームからでもお気軽に動画を張り付けていただければと思います。

 

 

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