コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

スケボーが上手くなる方法は?

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ありがたいことに御質問をいただきましたので答えたいと思います。

 

 誰もが知りたい「スケボーがうまくなる方法」についてです。この質問は難易度スケッチーですね(笑)

 

がんばります。

 

上手くなる方法

  まず上手くなる方法といってもスケボーには、一概にこうすればこのトリックができるようになる、というものは存在しません。

 

 やり方は人によって違いますし、体重が左に寄ってしまう人もいれば右に寄ってしまう人もいるので、その二人に共通した教え方と言うものはありません。

 

 ある有名なスケーター二人にトレフリップの体重の乗せ方を聞いたところ「前に乗せる」と「後ろに乗せる」と意見が分かれたことがあります。二人ともトレフリップは大得意です。つまり人によってやり方が違うということ、なのでメイクするにはその人独自のメイクできない原因を探ることが必要になります。

 

 それを念頭に置いた上で上手くなる方法を考えてみますが、今のキッズは確実に昔よりスキルが高いです。昔はまったく世界に歯が立たなかった日本ですが、今では堀米雄斗さんのようにslsで優勝する日本人が出てきました。

 

 それはなぜかというとyoutubeのおかげです。youtubeによって世界中のトリックが自宅にいながら見れるようになり、HOWTOなどもyoutubeで好きなだけで見ることができます。昔は汚い映像のビデオテープをトリック前に一時停止にしてコマ送りにして何回も見返したものですが、そんな苦労をすることもありませんしね。

 

 そう考えると、上手くなる方法として一番有効なのは、繰返しトリックを見て、脳裏に完璧に焼き付けることによって自分の動きとそのトリックをリンクさせること、が良いでしょう。動きをビデオとリンクさせるというのは非常に難しく、一つずつ形にしていくにはとんでもない反復練習が必要になりますが、そこは努力するしかないです。

 

上手くなる限度

  元も子もないですが、これ以上上手くならないな、というスケート歴が確かに存在します。スケート歴1年目~5年目と同じ成長率の15年目~20年目のスケーターは1人たりとも存在しません。

 

 大体スケート歴5.6年で、そのスケーターの限界が見えてくると思って良いです。もちろん5年目以降も成長しますし、カッコよさに関しては無限に成長できますが、スキルに関しては、このスケーターがこの先化けるか化けないかは5年目の滑りを見ると大体想像ができるということです。

 

 堀米雄斗さんや池ケヤキさんなどは子供の頃メディアに出て来たときからもう化け物になる要素がプンプン漂っていましたしね。

 

 5年目以降の成長率はその人の努力がかなりの要素をしめてくるので、もっともっとうまくなりたい人は努力を惜しまないようにしましょう。スタイルに逃げると成長はそこでストップです。

 

まとめ

 どのトリックにも基本的な体重移動くらいは誰しもに共通するやり方として存在します。例えばKグラインドは前足体重、ファイブオーは後足体重、これ当たり前ですね。

 

しかしトレフリップを例に上げると、抜き方がおかしい人とか、弾きが足りない人、前に飛んでしまう人、上に飛んでいない人、様々なので、上手くなるには自分のやり方を見つけるしかないわけです。

 

 そしてその自分のやり方を見つける方法が、繰り返しメイクの映像を見て脳裏に焼き付けて自分の動きとリンクさせる、ということになります。

 

 自分の動画を誰かに撮ってもらい、上手い人と見比べるのが一番早いです。どこがリンクしていないか一目瞭然ですから。そうやって一つずつ自分の悪いところを潰していきメイクに近づけていくのが、天才ではない凡人のやり方として一番の近道であると思います。

 

 ちなみに天才は感覚でトリックをメイクします。やりたいトリックの映像を1度見ると完璧に自分の体とその映像をリンクさせ、パッとメイクしてしまいます。

 

うらやましいですね。

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