コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

スケーターはガラが悪く見えてしまう?

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 なんとなく、ぼんやりとした感情でしかないのですが「スケーターはガラが悪い」という印象を持つ人は多いかもしれません。

 

 今でこそスポーツ化の流れがあり、さわやかな若者が汗を流す様子もテレビなんかで見ることもありますが、公園なんかでワーワー言いながら何人かで滑っている若者を見ると、やはりそこはテレビで見る印象とは違いますよね。

 

 私自身が当然スケーターなのですが、ふと知らないスケーターに夜の公園で遭遇した時、「うーん。確かにちょっとガラが良いとは言えないかも?」と思っていました(笑)

 

これってなんなんでしょう。

 

夜の公園で若者スケーターに遭遇

  私は仕事帰りに公園の横を通るのですが、つい先日、そこでスケボーをやっている中学生?を見かけました。

 

 別にワーワーさわいでいるわけでもなく、一人がもくもくと木の棒をオーリーで越えようとして何回もトライしていました。もう一人ちょっと離れたベンチでスマホをいじっている少年もいましたが、その子も仲間なのかもしれません。

 

つまりパッと見た感じは、二人組の中学生が夜の公園でスケボー、という状態です。

 

これを見た時、私が最初に思ったのはもちろん「がんばれ!!!」です(笑)

 

 そこはスケーターですから、あぁ、もうちょっとちゃんとデッキを弾いて~なんて老害アドバイス?とかしたくなったりする気持ちを抑えて遠目に見ながら通り過ぎました。そもそも本人がアドバイスなんか求めていない場合も大いにありますからね。

 

 最初に思ったのがソレで、次にふと思ったのが「まぁ確かにガラが良い風には見えないな」というスケーター(私自身)にあるまじき感性でした。

 

 自らがこのように感じたことに自分でも驚きでしたが、昨今のスケーターに対する強い風当たりを何度も目の当たりにして感じてしまったのだと思います。

 

通報と隣り合わせのスケーター

 スケボーはとにもかくにも通報されます。特に公園等で「スケボー禁止」の看板等がなくても通報されます。

 

 最近ではお父さんが子供と公園に居たらママの集団に通報され、警察に本当に親子であるかの証明を求められた、なんていう報告もSNSに上がっています。

 

 そんな時代においてスケーターである私でさえ遠目から見てちょっと「ヤンチャな若者」に見えたスケーターは通報されやすいのは間違いないのかもしれません。私はスケボーに限らず、ささいなことで通報なんぞしようとは決して思いませんが。

 

 これがスケボーではなく、バットを素振りする少年だったら?リフティングをする少年だったら?縄跳びだったら?色々考えましたが、やはりスケボーはちょっと他とは違う何かがありそうです。

 

 この「ガラがちょっと悪く見える何か」は一体何なんでしょう。私の先入観でしょうか。私がスケボーを始めた頃のスケーターはガラが悪く見えるどころか、本当にガラが悪く、先輩の怖さはそこらのヤンキーさん達より格段上でしたからね。

 

 その先入観だとすればいずれこの「ガラが悪く見える先入観」は時代とともに淘汰されていくはずですが、私の感覚では増えることはあっても減ることはない気がしてしまいます。

 

まとめ

時代というものはすごいですね。

 

 私が年齢を重ねたということもあるのでしょうが、スケーターである私自身に「スケーターのガラ」について 一考させるほど、スケーターの肩身はせまくなってきているのです。

 

 はっきり言って本当にガラが悪いことなどほとんどなく、大半はスケボーを心底楽しんでデッキを弾いているだけなんですけどね。変な先入観は本当になくなってほしいと感じます。

 

 楽しさのあまり、笑い声なんかが大きくなってゲラゲラとやっていることもありますが、それって威嚇しているわけではなく、本当に楽しんでいるだけですから。

 

子供って大きな声で笑いながら走りますよね?あれです(笑)

 

 ちなみに、もくもくと何度もオーリーでモノを越えようとする若いスケーターの姿はいつ見てもこっちまで楽しくなると再確認しました。

 

 自らが初心者の頃の努力を思い出し、「血湧き肉躍る」という言葉がとてもしっくりきます。

 

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