コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

スポットにおける【苦手意識】とは

 

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 レールやステア、カーブを使ってトリックをやるとき、人にはそれぞれ【苦手意識】というものがあります。

 

 めちゃくちゃ上手い人が、その人なら一見簡単にできそうなのに「あのスポットは苦手」というのを聞いたことはありませんか?これが【苦手意識】です。

 

 やりやすい路面、ステアの幅や高さ、丸レールか角レールの違い、レールがステンレスなのか鉄なのか。果てはそのスポットの周りにある建造物等の圧迫感に至るまで、人には感覚的に「なんかこの感じ、嫌だな」ということが確かにあります。

 

北詰隆平さんの場合

 何年か前に北詰隆平さんが夏の早朝、都内のスポットを次から次へとメイクしまくる動画が配信されました。「LOSS TIME WITH NIXON」というVHSの企画でしたね。

 

そこで「わかるー!」という場面がありました。

 

 それは動画の11:15付近。有名な日比谷のステアにてカメラマンのPONさんが「あっちのステアはどう?」と聞いたとき「あっちのステアちょっと苦手なんです」と言ったやり取りです。

 

 行ったことある人は分かると思うのですが、そのステアは路面もキレイでプッシュも長くとれますし、一見北詰さんにとっては極上だろうと思われるのですが、本人は苦手であるそうです。

 

 北詰さんほどのスキルと才能の持ち主でさえ苦手なスポットがあるのですから、私を含め大多数を占める凡人のスケーター達は苦手なスポットだらけ、ということになりますよね。

 

その結果、様々なスポットに行っては、ここは苦手、あそこも苦手、と言いまくり、言い訳野郎と言われてしまうわけです(私のことです 笑)

 

 ちなみに私も若い頃一度だけ北詰さんが苦手とおっしゃるステアにチャレンジしたことがありますが、苦手意識以前にそもそものスキル的に無理でしたね。

 

人により異なる苦手意識

一番わかりやすいのは丸レールと角レールかもしれません。

 

 丸が得意だという人もいれば角が得意という人もいます。ちなみに私はレール自体にちょっと苦手意識があるのですが、どちらかと言えば丸の方がまだマシですね。

 

 ゴリッゴリの育ち尽くした縁石が良い人もいれば、大理石のツルツル縁石が良い人もいますよね。距離が短く落差のあるステアが良い、いや、落差があまりない幅ステアの方が良い、本当に人それぞれです。

 

 自分にどのような苦手意識があるかはもう経験するしかありません。2度3度とストリートの経験を積む中で、徐々にこのようなスポットが苦手だな、というのは分かってくるはずです。

  

 まとめ

 こう思うとフルパートを完成させた人のすごさが改めてわかりますよね。フルパートというものは同じスポットばかりを使うわけにいかず、同じスポットが使えるのはせいぜい2トリックくらいです。

 

 凡人は苦手なスポットばっかりなんですから本当に(笑)

 

 ちなみにスケーターがなんとなく感じる【苦手意識】というものは、実はなかなか侮れないと言いますか、その通りであることが多いです。

 

  あなたが感じているその苦手意識=恐怖に近いものは、割と正しく感じていることが多く「そんなはずはない、俺はできるはず!」と軽い気持ちでデッキを叩くと即怪我につながることもあるので、その苦手意識と言うものはあまり軽視しない方が良いです。

 

 しかしその苦手意識や恐怖の先のメイクに素晴らしい喜びがあることも間違いなく、自らのスキルやテンションと良く相談することをおすすめします。

 

 

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