今は違うのかもしれませんが、私が学生の頃はスケーターの彼女は大体彼氏がスケボーすることに反対だったり、快く思っていないパターンが多かったように思います。
それはスケボー自体が悪い、スケボーなんかやって欲しくない、というものではなく、彼氏がスケボー中毒すぎて自分とまったく遊んでくれないからです。
スケボーというもの自体は割とみんなカッコイイという認識はもっていたように思います。あくまで私の地元ではの話ですが。
このように自分のパートナーがもしスケボーに反対だった場合、どのように理解を求めるのが良いのでしょうか。
スケボーとパートナーとの時間のメリハリをつける
これはスケーターは若ければ若いほど困難です。だって四六時中スケボーのことが頭から離れないんですから。
彼女とデートしていてもよさそうなスポットを見つけたら、彼女との話はうわの空で脳内イメトレを始めますし、車に乗っていてもちょっと見知らぬ土地に行けばキョロキョロと良いスポットがないか探します。晴れ予報の日の休日は基本的に滑りたいのでデートはちょっとひかえたいのが本音です。
頭の中がスケボーでいっぱいの若きスケボーバカが、スケボーはスケボーの時間、彼女との時間は彼女との時間、と完璧にメリハリをつけて行動するのは非常に難しいです。
大体が彼女との時間中にもスケボー脳は侵略してくるものです。
しかし彼女と過ごしている時間は彼女のことだけ考えられるようにしなければ彼女はいつしか不満を抱き、結果的にお別れしてしまうことになってしまうかもしれません。
私はそのようなカップルをゴマンと見て来ました。スケートスポットで別れ話の電話をしているやつもいましたからね。
週末にデートの約束をしていても、天気が晴れ予報だと何かモヤモヤしてしまっていませんか?そんな時、メリハリだと自分に言い聞かせ、大好きな彼女との時間を思いっきり楽しみましょう。
ちなみに雨予報の時だけどうせ滑ることができないからと彼女とウキウキでデートしていたらそれはそれで怒られます。「雨でどうせ滑ることができない時だけノリ気だね!!??」と。
気を付けましょう(笑)
彼女と一緒にスケボーをする
この手を使うスケーターは結構います。「この手」なんて言ったらちょっと悪いことのように感じてしまいますね(笑)
つまり彼女にもスケボーの楽しさに気づいてもらい、彼女と一緒にスケボーをすればデートとスケボーという二兎追うもの二兎とも得るという無敵状態になります。
言ったことのないパークなんかに一緒に行ったりするとさらにデート感も出ますしね。しかも体を動かして健康的、言う事なしです。
で も不思議なんですが、若い頃は彼女もスケボーを一緒にやってくれたりするんですが、歳を重ねると彼女の方は自然とスケボーをやらなくなってしまいます。
私のスケーターの友人でも何十年も付き合っているカップルが何組かいますが、若い頃は滑っていた彼女は大体今は滑っていません。結婚しているカップルもそうですね。旦那の方はガンガン滑っているのに若い頃はやっていた奥さんの方はスッパリ辞めてしまっています。
まぁスケボーは基本的に危ないものですしね。いくら彼氏との付き合いで最初は始めて楽しかったとしても、大きな怪我をしては楽しいどころの話ではなくなってしまいますから当然かもしれません。
家事を超手伝う
こちらは同棲していたり、結婚した時の場合です。
超これ見よがしに家事を手伝いましょう。その「これ見よがし」が休日にスケボーするためとバレても全然かまいません。
と言いますか、「普段の皿洗いや洗濯はまかせて!!その代わり今度の日曜ちょっと滑ってきていい?」と言ってしまいましょう(笑)
余程の鬼嫁でなければNOと言わないと思います。子供がいればそう簡単な話ではなくなるかもしれませんが。
ちなみにウチの場合子供が二人いますが、普段の洗濯や皿洗い、掃除は私がやります。料理も一人暮らしが結構長かったのである程度なら出来るので、子供の分も合わせて作ったりもします。
そして休日に気持ちよくスケボーに送り出してくれます。私(スケーター)にとっては本当に最高の奥さんですね。
と言うのも、平日にどんなに家事や育児に参加しても「パートナーが休日に楽しむことが許せない」という奥さんや旦那さんも一定数はいますからね。
そのようなパートナーと結婚した場合はスケボーはあきらめましょう(笑)
まとめ
基本長くスケボーをやっている人なら必ず彼女や奥さんとスケボーのことでモメます。一度もモメたことがない、というスケーターに私は出会ったことがありません(笑)
若い頃はスケボーか私どっちが大事なの!?なんて100か0のように問い詰められることもあり、一時の感情でどちらかの答えを出してしまうことがあるかもしれません。
しかし年齢を重ねていくうちに段々と上手くやれるようになってくるものです。
結婚してパタリとスケボーをやらせてもらえなくなったという友人が数人いますが、とてもかわいそうだと不憫になることがあります。
若いスケーターの皆さんにはどうか休日のスケボーを許してくれるパートナーを見つけてもらいたいものです。