「明日朝起きたら急に上手くなってないかなぁ」と思ったことがあるスケーターは私だけではないはずです。
同じ時期に始めた友人はすでにトレフリップをメイクするほどになっているのに、自分は未だにフリップも怪しいぐらい、悔しい!!と言うスケボー初心者あがりの方に、今日は少々現実的なお話をしたいと思います。
それは「スケボーはあるとき急に上手くなることはあるのか」というお話です。簡単にいうと、今まで友人A君の方が上手かったのに、それを急にB君が追い越すようなことがあるのか、ということですね。
急に上手くなるということは、ほぼあり得ない
答えから申し上げますが、同じ練習量をこなしているA君とB君がいて、今までずっとA君の方が上手かったのにある日を境に急にB君の方が上手くなるということは、ほぼあり得ません。
ここでのポイントは「同じ練習量」ということです。
同じ練習量であれば、基本的には才能、つまりセンスがモノを言いますので、実力差が逆転することは超例外を除いてないでしょう。※スケボーは例外が割と多くあったりするのですが(笑)
ただし、ちょっと誤解がありそうなのですが、今回の場合はB君がA君を追い越すことはない、と言っているだけで、A君B君ともに急に「上手くなったな」ということはあります。
つまり、どんなスケーターでもある日を境にグッと上手くなる、ということは割と起こり得るということです。当然この「グッと」というのはヘタクソが急に天才になるほどのものではなく、見る人が見ればわかるくらいの、ほんの小さなものだったりするのですが(笑)
苦手トリックが得意トリックになることはない
以前記事にしたことがあるのですが、「苦手なトリックが得意トリックになる」ということは例外を除いてあり得ないのですが「トリック数が急に増えていく」ということは十分起こりえます。
カーブへのフリップインなんかはコツをつかんでしまえば、急にフリップ5-0やフリップKをほぼ同時期にモノにしてしまうこともありますからね。
ただし、この「トリック数が急に増えていく」までには、時間がかかります。HOWTO本を読んだ、プロにアドバイスをもらった、SNSで教えたがりユーザーから教えてもらった、等ですぐに上手くなるなら誰も苦労しません。
上手い人の映像を見ながら何度も何度も頭の中にイメージを叩きこみ、練習はもちろん夢の中でも練習し、授業中も仕事中もそのトリックのイメージを頭から離さず、1000回デッキを叩いてやっとメイクしたと思ったら次の日にはできなくなっていて、でもまた1000回デッキを叩く。
その結果ある日頭で考えずともそのトリックができるようになるんですね。
トリックの習得というものは前に進むばかりじゃなくて、3歩進んで2歩下がるとは良く言ったものですが、時には後退し、でもまた少しづつ前に進んでいき、最終的に自分の身体に完璧に落とし込みが完成するものだったりするんです。これはマジです。
時間がかかるが故に、この「最終的に自分の身体に完璧に落とし込む」までに練習をやめてしまうスケーターの多いこと多いこと(笑)
スケボーは自由ですからね、自分がいつ始めようがいつ辞めようが、それも自由ですから。
まとめ
まとめます。
スケボーは、同じ練習量であるならばA君より下手だったB君が、ある日を境に急にA君より上手くなった!という事態はほぼ起こり得ません。
しかし、ポイントは「同じ練習量」だった場合なので、A君より多く練習したり、24時間トリックのイメージを頭に叩きこみましょう。そうすれば追い越す可能性は十分あります。
そして、A君より上手くならないとしても、自らが急にグッと上手くなることは可能です。その「グッと上手くなる時期」が来るまでにあきらめない心があるのであればの話ですが。
練習方法は当情報館でそれなりに考察してきましたので、参考にしてみてください。
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