コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

スケボーが上達する練習方法とは

f:id:kostontaro:20190312194943j:plain

最近はweb上にhow toの映像がたくさん溢れています。

 

 こんなにも映像が無料で世に出回る前は雑誌形式のようなhow to本というものが結構出ていました。その雑誌を買ってスケボーのスポットに持っていき、仲間達と回し読みしてひたすら練習していたのを覚えています。

 

 今のスケーター達はそれがスマホで出来る、いうことになります。写真か映像か、どちらを参考にすれば良いかは想像がつくと思いますが、然映像です。

 

 スケボーは自分の頭で想像する画をどれだけ正確に体に落とし込み体現するか、という世界ですから、まず映像として頭に叩き込まなくてはお話にもならない場合が多いです。

 

 そういう意味で、この世で初めてトリックを生み出す人と言うのは凄いですよね。映像からではなく、想像から自分の動きを一から作り出すのですから。この場合、今あるトリックを組み合わせるのではなく、単体トリックのことを指します。

 

 ちょっと話がずれてしまいましたが、ではスケボーが上達する練習方法とはどのようなものでしょうか。

 

 もちろん人それぞれに特性があり、スポーツ科学がスケボーの領域の入ってきていない以上一括りに物事を語るのは難しいですが、それでも凡人である私が考えた練習方法と言うものが私にとっては一定の効果を上げました。

 

無我夢中に飛ぶか、考えながら飛ぶか

 野球に例えると「無我夢中でバットを振るか、考えながらバットを振るか」ということで、確か誰かプロ野球選手?が言っていたように記憶しています。

 

 つまり、何回かやっても感覚でメイクができないのならば、一回一回考えながら練習するうことで少しずつメイクに近づけていく、という練習方法です。

 

 ただやみくもに数だけこなしても同じ失敗を繰り返すだけということも少なくありませんから、どこが悪いのかな、こうしてみよう、ああしてみよう、ビデオのスケーターはもっとこう、というような頭を使うトライの仕方です。

 

これが私のような凡人が凡人なりに少しでもトリック数を増やしてきた練習方法です。

 

100回目の気づき

 これは、撮影の時、99回やみくもにやってもメイクできず、フラフラになりながら「もうちょっとこうやってみようかな・・」とあきらめ半分でやり方を変えてみた100回目で急にメイクできたことがあり、その時に気づいたことです。※トライ回数は概算です(笑)

 

 その時は「99回の苦労はなんだったんだ!」という感じでしたが、考えることの重要性に気づかされた体験でしたね。ちょっと考え方を変えただけでメイクできることもある。という大切さはその後のスケボーに大きな影響を与えました。

 

 そこからは感覚で勝負する練習方法から、考えて勝負する練習方法に切替えています。

 

 とは言っても今は若い時のように「楽しみたい欲求」と「上手くなりたい欲求」が拮抗はしておらず、楽しむスケボーに圧倒的比重を置いているので、そこまで考えて練習することも少なくなりましたが。

 

 逆説的に言うと、自分のレベルを超えて上手くなりたいスケーターは、スケボーの「楽しむ」というものを一部(一時的に)捨てることになるということです。

 

 考えるのってめんどくさいし、疲れるし、さらに考えても結局できなかった時には悔しさ倍増ですからね。

 

まとめ

 上記の説明内で「メイクできることもある」と強調させてもらいましたが、当然「考える」ということが絶対にメイクできるという魔法の知恵ではありません。

 

 いくら考えてもメイクできないことも多いかもしれませんが、我々凡人には感覚でメイクできない以上頭で考えるしかないのです。

 

 現に私が見てきた天才肌といったスケーター達は、私みたいな凡人のように頭で考えるのではなく「体で考える」といった表現に近い滑りをします。

 

 天才と呼ばれるスケーターにとって頭で考えることの方が無駄であり、体に聴いて、感覚的にメイクにもっていく、といった方が確実なやり方のようですね。

 

  池田幸太さん、北詰隆平さん、林正翔さん、etc。

 

私も一度で良いので天才の感覚と言うものを体験してみたいものです。叶わぬ夢ですが。

 

 

 

関連記事↓

www.kostontaro.com

www.kostontaro.com

スポンサーリンク