コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

パートにスケッチーな映像は1つでも入れてはいけない理由

 

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昨今のフルパート事情と言うものはどんどんハードルが上がっていることは間違いなく、余程のインパクトがないと1度スマホ上で流し見された後は、広大なweb上に埋もれていきます。

 

 過去の記事でも書きましたが、これはスマホの台頭により、ちょっとしたスキマ時間を埋めることが容易となったスケーターは常に新しいものを探し、消費し、また次を探す、という繰り返しとなっているためです。

 

「手元でいつでも無料で見られる」という特別感の希薄化もあるかもしれません。

 

 そんな中、「スケッチーな映像」に対するNG感はかつてないほどの高まりをみせていると感じます。

 

スケッチーがダメな理由

 スケッチーな映像がよろしくないなのは言うまでもありませんが、それがたった一つでも認められない、という状態は過去なかったように思います。

 

  認められないというよりは、やられると見てて冷めてしまう、と言った方が正しいでしょうか。

 

 それはYOU TUBE、SNS等の無料コンテンツの充実により、圧倒的に「スケーターの目が肥えてしまった」結果です。

 

 自宅ベッドの上から、ワンクリックで精密機械のようなスイッチフリップバックテール270°フリップアウトが見られてしまう現代において、単純なトリックでスケッチーになってしまうことなど、許されるものではないのです。

 

 本当に厳しい時代ですね。ひと昔前は、デカイスポットにおいては、ちょっと手をついたりすることなど、逆に味となった場合もあったのですが。

 

 こんなことを言っている私もやはり時代の流れには自然と乗ってしまっているようで、特に国内におけるパートなどにおいては少しでもスケッチーなトリックが入ってしまうと、そっとブラウザを閉じてしまうこともあります。

 

そしてまた次の映像を探すためWEB上をさまようのです。

 

キャラによっては許される場合も?

さて、コストン太郎得意の例外の話も少々しなくてはいけませんね(笑)

 

 スケボーと言う世界最高峰の遊びには、スポーツではない特異性と言いましょうか、必ずどんな事象にも例外の存在があります。

 

 メイク時に手をつく、というのはスケッチーの代表ですが、ウェス・クレーマーやクリス・コールなんかは手をついたフッテージがたまに見受けられました。

 

 しかし、それはなぜかあまり目立つものではなく、キャラとして許されていたように思います。

 

 PJ・ラッドやシェーン・オニール、ナイジャ・ヒューストン等は逆にキャラとして手をつくことは許されないでしょうね。と言いますか、そのついた手がめちゃくちゃ目立つと思います。

 

これらはスタイルやキャラの違いによる部分が大きいですね。

 

まとめ

 手をついても許されるのであればそっちの方が得じゃん! そっちのキャラを目指そう!と思っても、目指せるものではないのがツライところです(笑)

 

 ちょっと前のスタイル論争記事でも言いましたが、スタイルやキャラというものはスキルの延長線上にナチュラルに滲み出るものであり、狙ってできるものではないからです。

 

なにわともあれ、1つのスケッチーがブラウザを閉じる原因となる以上、スケッチーなトリックをパートに入れてしまうと、最後までパートを見てもらうことができなくなる恐れがあります。

 

  • 手をつく
  • スミスが下がりきっていない
  • グラインドやスライドが当て逃げすぎる
  • マニュアル途中でちょっとテールをこすったっぽい
  • メイク後、カチカチと何度もチクタクをして耐える
  • スピードが遅すぎて、メイク後、止まってしまっている

 

 オーソドックスなスケッチーを羅列してみましたが、本当にびっくりするほど最近のスケーターの目は肥えています。

 

 今後フルパートを制作している人は大変ですが、ぜひ何度も見てもらえるようなフルパートを目指し、がんばってほしいですね。

 

 

 

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