Nike SB Japanより待望の作品【WAMONO】がドロップされました。
国内スケーターオンリーの作品においては近年記憶にない「全員が怪物」という作品、圧巻でしたね。
私も「何度も繰り返し見る」という久しく行っていない行動をとってしまっているところです。それほど全員がカッコよく、すごかったです。
久々の大作に生意気にも私の感想を記事にしたいと思います(笑)
もう一度言っておきますが「感想」ですからね、意見ではありませんよ(笑)
出演ライダー
- 池ケヤキ
- 奥野健也
- 森中一誠
- 本橋瞭
- 堀米雄斗
- 戸倉大鳳
- 北詰隆平
国内エリート集団ですね。そして全員がまだ若く、今後も継続してアイテムの宣伝に貢献できるライダーばかりです。
シューズブランド最大手のナイキらしいライダーチョイスと言えるかもしれません。
ライダーを見てわかるように、ビッグトリックからマニュアル、カーブにぶっ飛び系と、全てのジャンルを網羅している映像構成となっており、やはりと言いましょうか、ビッグトリッカーの北詰さんがトリでしたね。
北詰さんについては以前記事にさせていただいております。
堀米さんが出ていたのは私の中ではとてもうれしい意外でした。
海外を拠点とされているので国内の作品への参加は難しいのではないかと勝手に思っていたのですが、そこはさすがプロでしたね。きっちりと仕事をこなし、ビッグトリックをメイクするその姿はもう貫禄さえ感じます。
現代にマッチした作品構成
今回の作品を見て強く感じたのは、「とても見やすい構成であった」ということです。
これだけのメンツがそろった作品にも関わらず10分少々と言うスッキリしたボリュームに、オープニングからトップバッターの池ケヤキさんのトリックが始まるまでの時間は開始からなんと15秒。
ダラダラとした要素がまったくない、滑りのみを簡潔に映像として提供していることで、見ている途中でブラウザを閉じる人はいなかったのではないでしょうか。
このスッキリとした見やすい構成は、現代におけるスケート動画の見方と完全にマッチしており、繰り返し見てもらえる映像構成だと思います。
当然例外はありますが、現代において全部で60分とかある作品はさすがにもう繰り返し見られるのは難しいでしょう。
今回各ライダーが披露したフルパートも、そのように長い作品の中にあったなら、誰にも見られずに埋もれていた可能性すらあるかもしれません。
しかし、このスッキリとした作品の中では全員しっかりと最後まで見てもらえる映像になっていると思います。
まとめ
フィルマーや編集者という方達の中には、このようにあまりにも完結すぎる作品にしてしまうと、少々物足りなく感じる方もいるかもしれません。
自らの作品を編集していく過程で、自らのオリジナリティな色を出すにはやはりオープニングやエンディングにもこだわりたいところでしょうから。
この作品はオープニングは15秒、エンディングが35秒です。
完璧に見る側ファーストの作品に仕上がっており、スキルも、スタイルも、編集も、実にナイキらしい現代におけてパーフェクトなものであったと感じます。
ちなみに「見る側ファースト」というのは何度も見てもらえるという意味で、事実上のライダーファーストであり、フィルマーファーストでもあります。全員が幸せですね(笑)
私も本当に久しくなかった「映像リピート」の毎日です。このボリュームだと本当に何度見ても飽きませんね。
しかし、北詰さんのラストトリックはなんなんでしょうか。
あれもうテレビゲームの世界です(笑)
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