永遠のテーマだと思います。
こんにちわ。コストン太郎(@kostontaro)です。
そもそもはスケボーってカルチャーだったのは間違いありません。アメリカで生まれた「かっこいい遊び」ですよね。
しかしオリンピック競技に決定したことにより、「スケボーはスポーツじゃない!!」という声が色んなところから聞こえてくるようになりましたね。
かの有名なスケートボードマガジン、THRASHERもオリンピックには否定的な立場をとり、話題になりました。
スポーツだと思う派の意見
新しい考え方、比較的若い人たちに多い考え方だと思います。
- オリンピック競技である(オリンピックはスポーツの祭典ですからね)
- 体を動かして汗をかくものである
- ナイキやアディダスなどスポーツブランドが多く参入している
- 怪我をする(スポーツ的要素であるストレッチやアイシングなどが必須となる)
これらの理由でスポーツであると考える人が多いです。
以前スケボーの初心者スクール(もちろん無料です)の時に若いお母さんに聞いた話ですが子供にスケボーやらせる理由が健康の為って言っている人方がいました。
完全にスポーツの考えですね。自分からしたらスケボーって健康云々の前に不良のイメージですが。20年以上前のイメージは少なくともそうでした。
その方はこうも言っていました。「子供がやりたがらないんですけど、どうしたらいい思いますか?」と。
スケボーって変わりましたよね。当時スケボーなんかやってると煙たがられたものですが、今は無理やりにでもやらせたいものなんですね。
カルチャー(文化・遊び)であると思う派の意見
オーリーが初めて生まれたのは1970年代だと言われています。そこから「トリック」がイメージされたことを考えるとそこが現代のスケートの始まりと言えるかもしれません。
そのころからちょっと悪めのミュージシャンやアーティストにまで普及し、路上で遊んでいる不良の若者がトリックの進化に大きく貢献することになり、現在に至ります。
- そもそもルールがない
- 服装からトリックまで全てが自由
- 不良が好んでいた
- 公共物の破壊
これらの理由でスポーツと呼ぶには無理がある、というのがスポーツ否定派の主な意見ではないでしょうか。 確かに公共物を破壊するスポーツというものはありえませんからね。
ちなみに今のオリンピック候補選手はストリートで滑ることは基本的に禁止されているようです。SNS等では路上でスケボーしている動画や写真がたくさんありますが、 これらは道路交通法に違反するものも多いですからね。
4 何人も、次の各号に掲げる行為は、してはならない。
三 交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。
過去にはスケボーで逮捕者がでたこともあります。仮にオリンピック候補選手が路上で滑っているところをSNSに上げてそれが日本オリンピック委員会(JOC)に通報されれれば候補取り消しでしょう。
コストン太郎的には
話が随分それましたが、私的にはスケートボードはどっちの要素も持っている最高の乗り物ってことでいいんじゃないかと思います。
ストレッチをしたり、筋力をつけたり、スポーツ的な要素も含むわけですから、そこで必死に否定派の人が「スケートはスポーツじゃない!!」って怒る必要はないわけで。
スポーツと思ってる人はスポーツの楽しみ方をすればいいし、カルチャーだと思ってる人はオリンピックなんて出なけりゃいいし。
スケボーはみんなが笑顔になれる魔法の最高の乗り物ですよ。
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