コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

マニュアルトリックにコツはあるのか

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 本日はマニュアルトリックについて少々考察したいと思います。

 

 初心者の方から割と多く質問をいただくことがあるのが「マニュアルトリックのコツは?」というものです。

 

 無限のトリックが存在するスケボーですが、カーブトリック、フラットトリック、レールトリック、マニュアルトリック、とある程度カテゴリー別にすることが可能であることから、このように「マニュアルトリックのコツは?」という質問になるのだと思います。

 

カテゴリー別のコツというものは存在しない

 まずは答えから言いますが、スケボーはある程度カテゴライズできますが、マニュアルトリックといってもそれはそれで無限のトリック数があるので、おおまかに「コツ」というものは存在しないに等しいです。

 

 と言いますか、「コツ」が存在したとしてもそれはある特定の個人にとっての「コツ」であり、万人に共通する「コツ」はないんですね。

 

 これが私が有料スケートスクールに対してスキル向上効果を疑問視する部分の一つでもあるのですが。

 

マニュアルを上手くなるには

 以前記事にしたことがあるのですが、マニュアルというものは運動神経に左右されるトリックであると私は考えています。

 

 では運動神経がない人は全く上達しないのか、と言わればもちろんそんなことはなく、ある程度上手くなる方法は存在します。それは

 

  • 環境
  • 根気

 

の二つです(笑)

 

 例えばchatty chattyクルーってみんなマニュアルトリックが天才的に上手いですよね。

 

 それは彼らの才能に加え、あの【セガ前】というマニュアルに適した環境があったことも確実に影響しています。

 

 私は地元のスポットにマニュアルを練習する環境がなく、マニュアルがやりたい時はちょっと離れたパークに遠征する必要があり、「マニュアルを得意なものとするには無理だな」と比較的若い頃から感じていたように記憶しています。

 

 ですから私のマニュアルスキルはノーズマニュアルからのフリップアウトができる程度で高止まりしてしまいました。これでも死ぬ程努力してつかみとったスキルですが。

 

根気が必要な理由

 マニュアルトリックはちょっと他のカテゴリーと少々異なる部分があります。

 

 それはその全てが複合トリックである、ということです。

 

 もちろん普通のテールマニュアルもトリックの一つです。しかし、スケート歴がある程度長くなってくるとただのテールマニュアルをトリックとはあまり呼ばなくなり、マニュアルトリック=「〇〇in」「〇〇out」が必須であり、マニュアルトリックは複合であることが前提とされてしまうんですね。

 

 これも自由なはずのスケボーに自らきびしい制約を設ける、というドMなスケーターらしい発想で、私は好きだったりします(笑)

 

 ただでさえ難しいマニュアルですが、〇〇outをしないとマニュアルトリック認定されないのであれば、それはもう根気がいることは容易に想像できると思います。

 

 しかもマニュアル中はテールやノーズが地面に少しでも付いたらスケッチー認定されてやり直しですからね(笑)

 

 せっかく〇〇outをメイクしても、ビデオを見返すと「あ、ちょっとノーズ地面についてる・・・」と落胆してしまうことも多いのです。

 

まとめ

 まとめると、一律に「マニュアルトリックのコツ」というものは存在せず、上手くなるには環境と根気が必要、ということです。

 

 こんなざっくばらんなまとめになりましたが、環境と根気が必要なのは、マニュアルだけではなくてどんなトリックでも一緒だろ!という突っ込みは受け付けておりませんのであしからず(笑)

 

 余談ですが、マニュアルトリックを得意とするスケーターは現役時間が非常に長くなります。デーウォンソンやロニークリーガーなんかがそうですね。

 

 私も若い頃もっともっと練習してマニュアルをものにしておけばよかったなと、この歳になってしみじみ思います。

 

 

 

 

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