コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

スケボーに運動神経は関係あるのか

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 何気なくSNSを見ていると、「運動神経はスケボーに関係が~」という、ちょっと興味深い文章が目に留まりました。

 

私もこの「運動神経とスケボー」に関しては若い頃、ずいぶんと気になったものです。

 

 何十年スケボーをして、何百人のスケーターを見てきた中で、私なりにこの「運動神経はスケボーに関係あるのか」という疑問の答えは一応出ていますので、今日はそれを記事にしたいと思います。

 

運動神経はスケボーに関係ある

まずは答えから。

 

 ズバリ、運動神経はスケボーに関係あります。

 

 しかしそこはスケートボード。普通のスポーツとは少々違った側面があります。

 

 例えば「運動神経が良い人はフリップが上手い」とはなりません。これは、運動神経が良いやつよりも悪いやつの方がフリップが上手い、という状況に私自身が何度も出くわしているので間違いありません。

 

 と言いますか、そりゃ運動神経は悪いよりは良い方がいいと思うのですが、「才能」や「センス」といったものの影響の方が俄然大きい、ということです。

 

 しかし、例えば丸レールを長くグラインドさせたり、マニュアルトリックに関しては、運動神経はかなり大きく影響してくると考えます。

 

 これはもう「バランス感覚」の一言です。

 

 運動神経が良い人はバランス感覚にすぐれているということが言えますから、バランス重視のトリックになると、やはり運動神経が悪い人よりは良い人の方が有利です。

 

 上記以外にも、バンクを使っての滞空時間が長いトリックや、ノーハンドの360°なども空中でのバランス感覚が非常に大事ですから、運動神経はかなり密接な関係があるでしょう。

 

 特にスケボーにおけるノーハンドの360°が出来る人は、例外なく運動神経が平均以上だと感じます。

 

怪我を回避できる

もう一つ言えることは、運動神経が良い人は、ハンドレールやレッジなど、ステアなど 大きなセクションにトライすることが可能です。

 

つまり、怪我の回避能力が高いです。

 

 トリックの話ではないですが、これも運動神経はスケボーに関係がある、と言える理由の一つです。

 

スケボーは怪我とは絶対に切り離すことはできません。

 

 運動神経が良い人は、ステアの失敗時に空中でとっさにデッキを蹴って怪我を回避したり、ハンドレールの失敗時にレールの上に足をついて股間激突を避ける、といった、運動神経がないとできない芸当をやってのけます。

 

 私は実は昔から体育が得意な方で、運動神経は悪くない方だと自負していましたが、スケボーでの怪我の確率を下げる程の運動神経であったかどうかは正直微妙でした(笑)

 

怪我は少なくない方でしたから。

 

まとめ

 まとめると

 

 運動神経はスケボーに影響を及ぼす。しかしそれは一律ではなく、影響を及ぼすトリックとそうでないトリックがある。

 

と言った少々まとまりのないところでどうでしょうか(笑)

 

運動神経が影響するトリック

  • 丸レール等を長く流すトリック
  • マニュアルトリック
  • エアトリック
  • ノーハンド360°
  • 怪我のリスク回避

運動神経が影響しないトリック

  • フリップや通常の5050グラインドなどのオーソドックスなトリック
  • スタイルなどのカッコ良さ

 

 こうやってまとめてみるとスケボーについては運動神経が良い方が圧倒的に有利なように見えますが、実はそうでもありません。

 

 影響しないトリックの最後に記載した「スタイルなどのカッコ良さ」については運動神経はまったく関係がないからです。

 

 いつかの記事で言ったと思いますが、スケボーは上手けりゃいい、すごけりゃいい、というものではありません。

 

スケボーはカッコ良さがすべてです。

 

運動神経がある人もない人も、スケボーの世界では平等に楽しめるものなのです。 

 

 

 

 

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