コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

国内において最も才能があるスケーターベスト3

f:id:kostontaro:20190201211309j:plain

才能ってうらやましいですよね。

 

 スポーツ、勉強、ゲーム、芸術、全ての分野において才能のある人は存在し、それはスケボーにおいても例外ではありません。

 

スケボーの世界で分かりやすくいうとエリックコストン、シェーンオニール、ナイジャヒューストン、デーウォンソン等。その時代を築いた人間には「天才」の称号が与えられ、それは「才能」だけでなく「努力」を加えることによって作られた時代ということになります。

 

 言い方を変えると才能と努力、どちらか一方だけでその時代を築くのは容易ではないということです。

 

 あくまで私の主観ですがトムペニーなんかは才能のみでスケボーをして、努力はあまりしなかったのではないでしょうか。その努力をしないがゆえにカリスマ性があると思うのですが。

 

話が逸れました。

 

 今日は国内におけるスケーターの中で最も才能があるスケーターベスト3を紹介したいと思います。ちなみにこの3名に関しての順位をつけることは難しすぎるのでつけません。

 

 これは完全に私が独断と偏見で選んだものですので、「〇〇が入っていない!!」といったクレームは受け付けませんので、あしからず(笑)

 

林正翔

 今のスケーターには少し馴染みがないかもしれません。

 

 chatty chattyクルーの根幹を担っていたスケーターで、2003年に発売された「chatty chatty 2」において驚異的なパートを残し、その後少しずつシーンから消えていった湘南のスケーターです。強者ばかりが揃うchattyクルーの中でも明らかに突出した天才です。

 

スケボーにおいては「誰が一番上手いか?」という質問にはその特質上答えを出すことが難しいですが、2003年当時は間違いなく日本で一番上手いスケーターだったと言っても問題がなく、それほどまでに圧巻の滑りでしたね。

 

 レギュラー、スイッチ、ノーリー、フェイキー、キック、ヒール、バックサイド、フロントサイド、全てが得意トリックである彼は、そのメイク率を武器にラインの最後でステアをフロントフリップやバックサイドフリップで飛ぶという、当時外国のビデオでしか見たことがないようなトリックを連発していました。

 

 メイクシーンだけでなく、ラフカットの映像も見たことがあるのですが、本当にすぐにメイクまでもっていきますし、バックサイドフリップなんかの完成度は大袈裟ではなくチャズオルティズと比べてもなんら遜色はないでしょう。

 

 その上、回しだけでなくマニュアル、カーブ、ハンドレールまでなんでも得意なのだから、まさに「デッキに乗る為に生まれて来た男」といった感じです。

 

 ウェイドディサルモのスタイルに、チャズオルティズの回しが加わったようなスケーターでした。今後彼ほどの才能をみることは国内ではないような気がします。

 

  サウンドが入っていませんが彼がシーンから姿を消す前に残した最後のパートである「chatty chatty 3」のパートがありましたので添付します↓

 chatty chatty 3 seisho part - YouTube

 

 しかしデッキを弾く時にまったくしゃがみませんね(笑)しゃがまないのに何故あんなに浮くのでしょう。

 

彼もおそらく才能だけでスケボーをしていたタイプでこれに努力が加わればおそろしいスケーターになっていたでしょう。

 

池田幸太

 間違いなく日本で一番のカリスマ性を持つ孤高の天才です。 

 

 神様が池田さんに与えたもの、それは「バネ」です。ほぼ「羽」と言ってもいいくらいのデッキの弾き後に起こるその跳躍は、彼のトリックすべてにおいてオリジナリティを生み出しています。

 

 彼は以前インタビューで「小さい時から身長が大きい人と同じくらいの高さの走高跳を跳べていた」とおっしゃっていましたが、そのバネがスケボーに生かせるかどうかはもちろん才能次第です。

 

 日常生活で高く跳べてもその力をデッキに直で伝える才能がなければ意味はありませんからね。

 

 彼はデッキがなくても高く跳べるし、デッキに乗っても高く跳べるという無敵の才能を持ち、さらにはその強靭な足首の返しでデッキを意のままにコントロールし、一番高いところでデッキをキャッチするのではなく、キャッチした後にさらに一つ上に上がるという世界でもまれな才能を持つスケーターです

 

池田さんについては過去記事にしています。

 

 

堀米雄斗

 みなさん御存知、堀米雄斗さんです。ストリートリーグでの3連勝や金メダルは皆さまの記憶にも新しいところだと思います。

 

 ビッグトリックからカーブトリックまで、絵にかいたようなオールラウンダーであり、私にはオンリーワンよりナンバーワンを目指しているような滑りに見えます。

 

 彼はセクションに入る時、デッキを100回弾けば100回とも大体同じ弾きが出来る才能があります。決して弾きでミスをすることがない精密機械のようなデッキの弾きがトリックが空中分解することがない彼の最大の才能であり、ストリートリーグでの優勝と言う快挙を生んだのだと思います。

 

 

驚異のメイク率も納得ですね。堀米さんについても以前記事にしています。

 

もちろん才能があるのはこの3名だけではない

 当然キリがなく書ききれないだけで、国内で世界トップレベルの才能をもっている人は他にもいます。瀬尻稜さんや奥野健也さんもそうでしょう。

 

 池田大亮さんはオリンピック候補なのが影響してかストリートでの滑りを見る機会がないのが残念ですね。

 

 今回紹介した3名は「スケボーにおける才能」という言葉を思い浮かべると真っ先に出てくる3名であり、私の中でこの3名が別の3名に置き変わる日はしばらくはないのではないでしょうか。

 

 

関連記事↓

www.kostontaro.com

 

スポンサーリンク