堀米雄斗のプロフィール
出身:東京
スタンス:グーフィー
生年月日:1999年1月7日
スポンサー:april skateboards・nike SB ・Ricta Wheels・Filmbot Grip・G-SHOCK etc
世界中の誰一人からも異論がでることのない、正真正銘のプロスケーターです。
2018年現在、AJSAの公式HPではなぜかスポンサー欄にBLINDとHIBRIDの二つのデッキブランドが記載されていますが、どういうことでしょうか。生年月日も違いますし、仮にもオリンピック関係団体であるならばそこらへんはきちんとしてほしいものですね。※現在はajsaのHP自体から削除されています
スケート歴は2019年現在で12年目くらいでしょうか。10年前後のスケート歴で世界一を決めるコンテスト「Street League」で優勝しました。とんでもない快挙ですね。
通常の1分~2分の滑走×3回などで順位を決める大会ではなく、何度も何度も滑って得点を重ねていくコンテストであるだけに、他人のミス待ちでは決して勝てない大会です。
運では決して勝てないコンテストですから、すごすぎです。
数々の世界大会が存在しますが、Street Leagueが正真正銘世界一を決めるコンテストであることは間違いありません。ハッキリいってオリンピックで金メダル取ったからといって世界一かどうかは疑問が残るところですが、Street Leagueで優勝したということは世界一なのは疑うところはないですね。
滑りの特徴
ビッグトリッカーでもあり、テクニカルなこともできる絵にかいたようなオールラウンダーですが、どちらかというとビッグトリッカー寄りでしょうか。映像としてはハンドレールやステアが多い気がします。
今はまだ若いので表に出る映像はビッグトリックが多いですが、歳を重ねてもテクニカルなトリックに移行できると思いますので、息の長いスケーターになりそうです。
アートサリのようにビッグトリックを連発しすぎて、まだ若いのに引退というのはもったいなすぎますからね。
キャバレリアル系のトリックが得意で、ドデカいセクションでも簡単にノーズを弾いて入っていきます。そのメイク率も驚異的で、ラインでも組み入れています。
レギュラーよりスイッチ、フェイキーよりノーリーが得意なイメージです。まぁレギュラーでもとんでもないことやってるのですが。
スタイル
想像の域を出ませんが、彼は日本人によくある「スタイルで魅せる」ではなく、「世界一になる」滑りをしているように思います。
オンリーワンよりナンバーワンを目指している感じでしょうか。
スケートボードは自由なのでどちらが良いという答えはありませんが、やはりナンバーワンを目指す方が危険を伴いますし、難易度は高くなると思いますので、かっこいいですね。言い訳も聞きませんし。
今後の動き
彼は令和元年の5月、正真正銘のプロスケーターとなりました。
堀米雄斗が正真正銘のプロスケーターに昇格 - コストン太郎のスケートボード情報館
今までapril skateboardのような世界規模のブランドからプロモデルを出した日本人は自分の記憶ではありません。以前elementから中島壮一郎さんが出していましたが、世界規模で売られていたのかはちょっと情報がなく、わかりません。
それに彼はプロに上がるとき、aprilのチームメイトからドッキリをしかけられる(プロモデルデッキを見せられた瞬間に顔面ケーキ)映像が有名となりましたね。そこには世界規模での祝福がありました。
その後国内においても店頭に並ぶこととなった彼のモデルデッキは瞬く間に完売し、店頭から姿を消しました。
モデルデッキを出し、売り上げに貢献し、シーンにも貢献する、というまさにプロスケーターのお手本のようなプロスケーターとなったわけですね。
彼は今後、バット一本で家を建てたイチローのように、日本人で初めてデッキ一本で家を建てる人物になるかもしれません。
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