コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

世界一仙豆を欲しているのはスケーターである

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 ドラゴンボールを知らない人はほとんどいないと思います。世界中で幅広く愛されている日本が誇る最高のマンガですよね。

 

 その中で「仙豆」という豆が出てきます。

 

 これは見かけは普通の豆なのですが、一粒食べれば10日は空腹にならなかったり、体力をどれほど消耗していても、大怪我をしても、”食べれば一瞬で治る”という優れものです。この大怪我の程度ですが、死亡していなければ例え腕がちぎれていても治るものです。

 

スケーターなら一度は必ず仙豆を欲する

 10代のスケーターにはさすがになじみは薄いので考えたことはないかもしれませんが、20代半ばくらいから上のスケーターは一度は必ず「仙豆が欲しい」と思ったことがあるのではないでしょうか。

 

 スポーツ選手は怪我をすると、コーチや仲間に止められて、強制的に試合に出れなくなります。練習もさせてもらえません。つまりスポーツにおいて怪我をするということは、ある程度周りがプレーすることを諦めさせてくれるわけですね。

 

 しかしスケボーはスポーツではないので、監督やコーチはいません。足をひどく捻挫しても病院に行かないスケーターもたくさんいます。

 

「あきらめが悪い人種」それがスケーターです。

 

 どんなに大怪我しても、100回ステアを飛んでボロボロでも、次やるかやらないかを周りが決めることはなく、全て自分で決めることができます。精神力の強いスケーターほどそういう時に「仙豆があったらなぁ」と思うわけです。

 

 ステアは何回も飛ぶと体がボロボロになってきますが、仙豆を食べたらまたすぐ元気な状態で飛べるわけですからね。しかも次のトライで足が折れても骨が飛び出しても仙豆があれば問題解決です。

 

つまり、世界で一番仙豆を欲しているのはスケーターです。

 

マンガの仙豆のことを本気で考える男

 マンガに出てくる豆の話をこんなにも熱く話をしましまいましたが(笑)

 

 僕が若い時はことあるごとに仲間達と仙豆の話をしたものです。怪我をしたら仙豆、体が疲れたら仙豆、腹が減ったら仙豆です。

 

 スポーツでは試合時間と言うものが必ず決まっていますが、スケボーでは撮影なんかしていると試合時間はキックアウトがない限り決まっていませんよね。

 

 そうすると一発でメイクするタイプの天才でない限りスケボーにおいての試合時間は「メイクするまで」「体がもつまで」ということになります。

 

 若い頃みんなで撮影をしていたとき、この「体がもつまで」の場合は”仙豆があったら無限にトライできるのになぁ”と割と本気で考えたものです。

 

しかも割と本気で考えたというのは結構良い歳になってからです。普通二十歳すぎてそんなマンガの豆のこと本気で考えませんよね(笑)

 

我ながらバカだなぁと思います。でも良い歳してマンガの豆のことを本気で考えるような遊びに本気になっている人種だからこそ、いつまでも若くいられるのかもしれませんね。

 

まとめ

仙豆を世界一欲しているのはスケーターだと書きましたが、書いているうちにもしかしたら格闘家はスケーターと良い勝負をするのでは、と気付いてしまいました。

 

試合が決まっていても練習で怪我をすることも多いでしょうし、そんな時仙豆があったら万全で戦えるのになぁと、やっぱり考えることも多いのでしょうか。

 

格闘家の知り合いはいませんが、ぜひ一度聞いてみたいものです☆

 

 

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