コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

最近のCMにスケボーの映像が使われまくっている理由とそれに対する違和感

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数年前から感じていたことですが、最近よくCMでスケボーを見るようになったと思いませんか?

 

アップル、ユニクロ、三井不動産、チャンピオン、うーんえらくなったもんだなぁスケートボード☆と思います。

 

昔はCCレモンのCMに一瞬スケボーが映っただけでスケーターの間では「あの滑ってたやつは誰だ!?」と話題沸騰でしたけどね。

 

スケボーのイメージが変わりつつある

記事で何回か書きましたが、世間のスケボーのイメージと言うものは確かに変わりつつあります。

 

女の子がバンバンスケボーしたり、お父さんお母さんと一緒に子供がやったり、大企業がスケーターをサポートしたり、今では「スケボー=不良の遊び」と一括りにする大人はもういないといっても良いくらいではないでしょうか。

 

しかしその反面スケーターが逮捕されるなど、まだまだ悪いイメージの部分も確実に残っていくでしょう。

 

CMにスケボーが使われる違和感

 僕らスケーターからしたらスケボーは始めた当時の、「ちょっと悪くてカッコいい」「不良の先輩がすげー上手い」「危ない」みたいなイメージのまんまですから、CMでスケボーが使われるのはかなりの違和感があります。

 

ちょっと嫌味な言い方をすると、冒頭でも言いましたが「えらくなったもんだなぁスケートボード」と言った感じです。

 

 最近始めた人は信じられないかもしれませんが、スケーターというのはとにかく世間の端っこに追いやられていた人種です。

 

スケボーをやっているだけで不良認定は当たり前、僕は地元の公園で滑っていたら学校の担任から呼び出されて「公園でスケボーするな」と説教されたこともあります。当時スケボー禁止の公園じゃなかったにも関わらずです。それほどイメージが悪かったんでしょう。

 

「昔が良かった」とか「若者は経緯を知らないだろ!」といった老害発言をしたいわけではなく、どうしてもそんなダークなイメージだったスケボーが、企業の広告であるCMに使われることの違和感をまだぬぐいさることができない僕みたいなおじさんスケーターがいるということです。

 

でもこの流れって若いスケーターにとっては確実に良い方向なんですよね。スケボーに大手企業が入ってきたということはすなわちそこに「商売の余地がある」という事に他ならず、スケボーにお金が流れやすくなればそれを職業としたいスケーターにとってはチャンスが広がるわけですからね。

 

今までスケボーで食えていた人が5人だったところが10人になればそれはまぎれもなくチャンスと言えますから。

 

まとめ

今後はオリンピックによってますますテレビでスケボーを見る機会が増え、それによってスケボーのイメージはどんどん健全化されていくことになります。

 

その反面、ストリートに生息しているスケーターはさらに端っこに追いやられてしまう可能性もあります。

 

 スポーツとしてのスケボーに光が当たれば当たるほど、日陰のスケーターはさらに日陰に追いやられてしまうというこの状況が、オリンピックに反対しているスケーターの考えなのかもしれませんね。

 

ちなみに僕は最初オリンピックに賛成派だったのですが、最近はなんだか変わりつつあるかもしれません。その業界の方って少しの意見や批判も許さないフシがあるようですし、嫌味なことをされる方もいらっしゃいます。オリンピックがそんなものであるならば、個人的には反対です。

 

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