こんにちわ。コストン太郎(@kostontaro)です。
東京オリンピック・パラリンピック(以下オリンピック)でのスケボーの会場パーク設計をする会社が決定しました。
これはSNS経由である方から情報をいただいたもので、僕の方でも調べてみました。誰がどのように設計するのか以前から気になっていましたし。
富山NIXSを設計した会社
富山市にある「NIXSスポーツアカデミー」というスケートパークをコンサルタントした(株)新日本コンサルタントという会社が一般競争入札により「設計する権利」を落札しました。
落札価格は約1,879万円。これはあくまで競技会場の設計の金額であり、工事代金とは違います。工事の業者や工事代金がいくらなのかはまだわかりません。設計だけで1,879万円とは、建築分野のことはわかりませんが巨額のお金が動きそうな予感ですね。
富山NIXSスケートパークはこの新日本コンサルタントが基本構想を担当し、実際のセクション設計は米国のカリフォルニアスケートパーク社が設計したものです。
名目は共同設計ということなのでしょうか。この会社はあのストリートリーグ(SLS)の設計を請け負っている会社でもあります。
新日本コンサルタントが落札したということは、今回の設計もカリフォルニアスケートパーク社が関わってくることが予想され、そうなると少なくとも最先端の、大多数のスケーターが納得できるようなパークができることが期待できそうですね。
会場はオリンピック終了後は解放される?
1000人中1000人が納得できるスケートーパークというものは絶対に存在しませんが、税金を投入する以上、大多数が納得できるパークになることを願うのは当たり前です。
そういう意味で、パークの設計監修はとても気になっていました。しかもそのパークはオリンピック終了後も一般開放されるかもしれませんしね。そうなれば関東近郊のスケーターにとってはとてもうれしいですよね。
残念なことに日本の公共パークは設計者の好みが反映されてしまうことが過去多かったように思います。しかし最近では富山NIXSもそうですが、戸吹スケートパーク等、大多数のスケーターが納得できるパークが増えてきて、とても良い環境になってきたと感じます。
税金を投入するのではあれば、設計者の私見が入ってしまうのはやはり良くないですからね。
まとめ
今回の「設計委託」の落札日は平成30年8月9日 契約期間は平成31年2月28日まで。
すなわち来年の2月末日までにパーク概要が決定することになります。
いよいよパークの設計の段階にやってきましたねオリンピック。今後はオリンピック代表選手も決めていくことになるのでしょう。
今のところヘルメットを被って国内外のコンテストが行われているようですが、オリンピックは本番もヘルメット着用なのでしょうか。
ストリートリーグのようなパークで世界のトッププロがヘルメット姿ってちょっと想像しにくいですけどね。
いずれにせよ、今後もオリンピック情報は随時記事にしていきたいと思います。
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