私自身、スケートボードと出会ってもう30年くらいになってしまいました。
長くスケーターでいると、自らが「スケボーを注意しなくてはならない」というなんとも言えない状況になったことがあります。
私自身がスケーターでスケボー大好き、スケーターも大好き、ストリートも大好き、という根っからのスケボー中毒であるにも関わらず、大人になるとこういうこともあるのです。
会社の敷地内での出来事
私はいわゆるブルーカーラーと言いましょうか、雇われのサラリーマンでありつつ現場と呼ばれるところで働いています。
会社の敷地は割と広く、その会社敷地内一角にちょっとしたバンクがあるのです。しかし路面は最悪なので、スポットとして見れるかと言えば私的には見れませんでした。
しかし、ある日休日出勤をしていたとき、そこには決して会社では聞こえるはずのないウィールの音が聞こえてきました(笑)
数十年スケボー中毒の私がその音を聞き間違うはずもなく、その音が聞こえる方へ行くと数人の若者がセッション中。
その会社に勤めるものとしてはいけないことですが、私は「見て見ぬふりをしようか・・・」という考えが一瞬頭をよぎります。
しかしすぐ我に返り、会社の敷地内(つまり私有地です)、しかも休日であり正門も閉まっていたのでどこから入ったかは謎、この状況ではやはり注意しなくてはなりません。
ただし窃盗等、おかしなことをしようとしていないことは明白であり、どうせならモメずに「スケボーやめてね」→「わかりました」で終わらせたい。なんというべきか。
同調する言葉選び
恐る恐る?声をかけました(笑)
「楽しんでるところごめんね~!会社の敷地内だからスケボーはやめてね~!」とやさしく注意(笑)
そして追加で「スケボーしたい気持ちはわかるんだけどね~!」の一言を投下!
これは以前警備員をしていた知り合いのスケーターが、スケボーを注意するときはこの一言を言えば大体すんなり辞めてくれる、と言っていたのでパクりました。
すると、なんと?すぐに「ごめんなさ~い」と撤収してくれました。
「もうちょっとスピードつけた方が良いよ」
「フリップできる?」
「デッキなに使ってるの?」
「いつもどこで滑っているの?」
「何年目?」
「プロスケーターで誰が好き?」
これらすべての言葉を押し殺し、無事に何事もなく終わりました(笑)
まとめ
スケーターという人種は時代は変われどやはりちょっととんがった若者が多いと思います。中には完全に健全なスポーツとして捉えている方もいるかもしれませんが。
そんな若く、とんがった若者スケーターに上から目線で注意しても上手くいかないこともあると思うのです。
敷地内で滑っている時点であちらが悪いのですが、上から目線じゃなく気持ちも理解するようにやんわりと注意をして上手くいくのなら、それが良いと私は思ってしまいます。
もちろん「向こうが悪いのだからもっときびしく注意するべきだ」という意見もあると思いますが、私はスケーターであり、スケーターが大好きであり、スケーターの肩を持つえこひいきする人間なのです。
社会人としてだめですかね(笑)
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