コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

令和スケーターの未来

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本日平成31年4月1日。ついに新元号が発表されましたね。

 

その元号名は「令和」です。

 

 私は頭のてっぺんから足の先までスケートバカですから、それが発表された瞬間ももちろんスケボーと結び付け、「昭和スケーターとか平成スケーターとか良く言うけど、今後は令和スケーターが出てくるのか・・・」なんてバカなことを考えたりしていました。

 

国内令和スケーターはどうなる?

 昭和スケーターとは良く言いましたが、これは生まれが昭和のスケーターのことを言います。決して昭和に滑っていたわけではありません。

 

 昭和の時代には日本でスケボーっていう概念がまだ浸透すらしていなかったのではないでしょうか。

 

 昭和生まれのスケーターが年齢とともに衰えていく中、平成生まれのスケーターに世代交代したくらいから日本のスケートのレベルは急に世界との距離を縮めていくことになります。

 

 ここ2、3年の国内トップスケーターはそのグローバルな行動に加え、スキル、スタイル、全てにおいて世界レベルとなり、今では特定の日本人スケーターは世界中で知られる存在となっています。

 

 つい数年前までは日本人スケーターなんて海外の人はあまり知らなかったと思いますが、本当にすごいことですね。

 

 日本人は元々スケボーに資質がある人は結構いましたが、日本と言うあきらかにスケボー後進国であったその環境が日本人スケーターのスキルアップを許さなかった面は多いにあると思います。

 

 パークと言った場所的要素もありますが、それ以上に重要なのは周りのスケーターです。湘南を見ればわかるように突出したスキルの持ち主が数人いるだけで正の連鎖が出来あがり、次々と周りがスキルが上がっていくことがあります。

 

 スケボー先進国のアメリカだと、youtubeがない時代から上手い人ばかりでしたからその周りの成長も著しいのは言うまでもないわけですね。

 

 しかしスマホの台頭により、手元で世界のスケボーが瞬時に見られるようになった今では日本とアメリカの距離は確実に埋まりつつあります。その証拠の一例がSLSで優勝してしまう堀米雄斗という怪物の存在であったりします。

 

 私は令和の時代にはその距離はますます縮まると予想しています。後進国であった分伸びしろが多いのは当然日本ですから、必然的にこれからも怪物スケーターがどんどん出てくるのではないでしょうか。

 

カリスマの存在

しかし、カリスマの話になると少し話が違ってきます。

 

 日本には池田幸太という世界に誇れるカリスマがいますが、彼ほどのカリスマは後にも先にもなかなか現れないと思いますので、彼は例外中の例外ということになります。

 

海外にはカリスマと呼ばれる人が多くいますよね。

 

トニーホーク、トムペニー、アントワンディクソン、アンドリューレイノルズ、ジェイミートーマス。

 

 このようなカリスマが日本に生まれる確率は、アメリカに比べるとやはり低いと言わざるを得ないでしょう。

 

 例えばスポーツの世界では発祥の地が強かったりしますよね。サッカーは言わずもがなブラジル、柔道は日本、バスケはアメリカ。発祥の地なのだから国を挙げてそのスポーツを推奨しているからだ、と言われればそれまでですが、私はそれは少し違うと思っています。

 

 その地で生まれたものはその地で生まれた人のプライドや特別な思いが、それを一層強くさせているのではないでしょうか。

 

 スポーツにおいても文化においても、カリスマというものはやはり発祥の地から生まれるものであり、そこには理屈では言い表すことのできない何かが確実に存在すると考えます。

 

 そういう意味では包括的な意味合いでの「世界的スケーター」は日本国内では生まれにくいかもしれません。

 

まとめ

 世界にそのスキルを認められるスケーター、という意味では令和スケーターは大いに期待できるでしょう。

 

 伸びしろが多い分、ここ数年の日本人スケーターの発展ぶりはちょっとすごすぎでしたしね。

 

 令和生まれのスケーターが一番脂が乗り出すのは25歳前後だとすると、あと25年後の国内スケートは非常に明るいと思います。

 

 その頃私たち昭和スケーターは体のどこかに抱えた爆弾と相談しながら、オーリーもままならずとも、デッキの上でせめて笑顔をメイクしていたいものですね(笑)

 

平成スケーター、ありがとう!今後もますますのご活躍を祈っています。

 

 

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