ひと昔前は日本のスケーターって世界に比べてダントツで遅れていました。
スキルもスタイルもコンテストも、世界に比べて最下位といってもいいくらいでした。ノーグラブが世界の主流になってだいぶ経つのに国内コンテストではグラブがランに2つも3つも組み込まれて点数を稼ぐスケーターが多かったように記憶しています。
しかし、今は堀米雄斗さんや瀬尻稜さん、池田大亮さん、池けやきさん。世界でもトップスキルをもつスケーターが確実に日本でも生まれてきています。↓
その理由はどんなことが考えられるのでしょう。
you tubeの存在
これが一番大きな理由です。スクールが増えたとか、パークが増えたとか、そんなことよりもこれです。you tube先生です。
ひと昔前はビデオをお金を出して買ってそれを何度も巻き戻して技のやり方を見ることが当た前でしたが、今はスマホでサッとやりたいトリックが検索できてしまいます。世界一のライダーのトリックが無料で見放題なわけです。
僕はスケボーってやり方をなんだかんだ言葉で教わるよりも、何度も何度もそのトリックを見て、自分のやり方を見つけて徐々にメイクに近づけていくほうが理にかなっていると思っていて、その効果ではないかと思います。
決してスクールが増えて人に教えてもらったからではありません。たぶん堀米さんもスクールで教わったことなんてないでしょうから。
海外勢はなぜ日本に比べて上手かった?
それはパークが充実していることもあるでしょうけど、周りにスキルが高い人が多かったのが一番の要因です。
日本人は映像でしか見ることが叶わなかった世界トップの人達の滑りを生で見ることができたわけですから、今でこそ僕らも国内にいながらyou tubeで見れますけど、海外勢は何十年も前から生で見れていたことになります。
うまくなるのも納得です。
まとめ
上手くなるには、やり方を言葉で教わるよりも、繰り返し見ることの方が大切という事です。
そういう意味では誰やっていないトリックを量産し、自ら時代を作ってきた、エリックコストンやポールロドリゲス、PJラッドはすごすぎですよね。誰にも教わることなく数々の流行りトリックを生み出してきたわけですから。
これからは世界で流行るトリックを日本人が生み出すようなこともあるかもしれません。楽しみです。