コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

スケーターはなぜ危険なことをするのか

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ちょっとずつ暖かくなってきました。そろそろスケボーの季節ですね。

 

 これくらいの季節になると撮影も少しはやりやすくなります。真夏は言わずもがなですが、真冬の撮影は本当に過酷で、特にカメラマンは魚眼撮影時は動いていない(というかブレるので動いてはいけない)ので寒さで死にそうになることもしばしばです。

 

 さて、スケーターにとって最大の魅力と言っても良い「撮影」ですが、撮影時に危ないことをするスケーターは後を絶ちません。スキルもあってスタイルも人気なプロスケーターはあえて怪我のリスクをとってまで危険な撮影をする必要はないはずですよね。

 

 しかしいざフルパートがドロップされるとみんなそろいもそろって危ないことをしているわけです。

 

 なぜスケーターは危ないことをわざわざしたがるのでしょうか。ハッキリいってしまえば正解は「スケーターだから」で終わるのですが、それでは少々物足りませんから少しだけ考察してまみたいと思います(笑)

 

危険を乗り越えた男に喚起する

そもそもスケーター天邪鬼(あまのじゃく)です。

 

 どこか人気のあるものから目をそむけたくなるというか、普通の人と同じでは物足りないというか。これは当然何か統計があるわけではありませんが、私が昔から抱いている感覚であながち間違ってはいないはずです。

 

 当情報館をご覧いただいている皆さんもどこか胸に引っかかる部分はあるのではないでしょうか。

 

 そのどこか普通ではないものを求めるスケーターが人がやりたがらない危険なことに手を出すのは必然であると言えます。「危険なことに手を出す」と言うとちょっとおかしな感じがしますが(笑)

 

 そしてその危険なことをする恐怖と、技術的な難しさに打ち勝った姿を収めた映像に、観覧者もまた天邪鬼なスケーターですからとても歓喜するわけですね。

 

 観覧者がそこらのおじさんだったら歓喜どころか「バカじゃないの?」で終わりですからね。

 

 危険度が増すほどメイク時の高揚感も増す

 子供って良く高いところ登ったりしますよね。高ければ高いほどドキドキも増す、あれですあれ(笑)

 

 まぁこれは別に危険だけではなく、テクニカルなトリックをするときの「難易度」にも通ずる部分です。そのメイクにたどり着くのが困難であればあるほど、メイク時の喜びも増します。

 

 アドレナリンと言って良いのでしょうか。自らのレベルを超えたメイクを映像に収めた時の高揚感はもうどう表して良いかわからないくらい特別な感情です。脳内が幸福で満たされ、全身にそれを感じるような。

 

 実は私はこれがスケーターの若さの源であると考えています。口だけのスケーターは若くないことも多かったりしますし、それは努力の先にあるメイクを積重ねておらず、この高揚感を感じていないからではないでしょうか。

 

 この危険や困難を乗り越えた先にある全身で感じることが出来る高揚感を求め、スケーターは怪我のリスクを背負ってまでデッキを弾くわけですね。

 

 

 まとめ

 スケーターが一銭の得にもならない(プロ以外は)危険なことをなぜするのか、というそもそもの疑問ですが、まとめると

 

  スケーターは普通のことには目を向けたがらない(異常なことに目を向ける)天邪鬼な性格であり、そして危険なことを乗り越えた先にある高揚感を追い求め続けるから、ということになります。

 

うーん、スケーターはめんどくさい性格をしている!(笑)

 

そんなスケーターが私は大好きなんですけどね。

 

 

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