コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

怪我を予防する最善策とは

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スケボーと切っても切れない関係である「怪我」。

 

 怪我や手術に関する記事もいくつか書きましたが、スケボーに乗るだけで十分!という人は怪我をする頻度はそれほど高くありません。しかしトリックをしたり、セクションを使ったりと上達を目指す人にとっては怪我をする瞬間というものは確実に訪れます。

 

  つい最近も堀米雄斗さんがSNSにおいて怪我をしてしまったことを公表されていました。大きな怪我でなければ良いのですが。

 

 ではスケボーにおいて、怪我をゼロにすることはできなくてもある程度予防することはできないものでしょうか?私が考えるスケボーにおける怪我の予防策の最重要項目をお伝えします。

 

ズバリ柔軟性

 私はスケボーにおいて一番怪我の予防につながるのは身体の「柔軟性」であると考えています。

 

 通常スケボーの怪我というのは擦り傷や打撲のことは指しません。これがおもしろいのところで、スポーツ選手にとっては擦り傷だって立派な怪我です。しかしスケボーにおいて擦り傷や打撲を怪我に分類すると5分に1回怪我をしていることになりますよね。

 

5分に1回起こるのであればそれはもはや日常です。

 

 ですのでスケボーにおける怪我とは一般的に「捻挫」以上のことを指します。こんなこと書いてたら競技としてのスケボー関係者から怒られてしまいますかね(笑)

 

 捻挫というものは自らの関節の可動域以上の負荷がかかると、関節内の靱帯や軟部組織が損傷して起こります。その関節の可動域を少しでも広くしておくことで、意図せぬ衝撃に耐えられるとまでは言いませんが、損傷を少なくすることができます。

 

目の前で起きた膝の怪我

 私は以前、膝の靱帯が切れてしまったスケーターのその怪我の瞬間に立ち会ったことがあります。高いギャップからのフリップをした際、着地で後ろ足がデッキから外れてしまい、股が裂けるような状態になってしまったのです。

 

 一瞬股関節がやばそうな気がしたのですが、そのスケーターが悶絶して両手で押さえていたのは「膝」でした。股が裂けたような状態になって膝の可動域が許容範囲を超えて、靱帯が切れてしまったんですね。

 

 このことがきっかけで「あの時も膝の可動域が少しでも広ければ怪我の被害を最小限に食い止めることができたのではないか」と考え、その日から風呂上りには膝や股関節を重点的に上半身までストレッチを欠かさず行うようになりました。

 

  それまでも足首の怪我ばかりで膝の怪我はしたことがなかった私ですが、それでも膝が思いっきり内側に入ってしまってヒヤリとした経験は何度かあります。その時は大事には至らなかったわけで、それが普段からのストレッチの効果なのかどうなのかを調べる術はありません。

 

 しかしストレッチをしたことによって私の関節の可動域は確実に広くなりました。これは筋トレやダイエット、持久力など、体の変化を求めるもの中で私史上最も簡単でお手軽に効果が体感できたものです。

 

 それほどまでに柔軟性と言うものはコツコツとやるだけで意外と簡単に身に付くものでした。

 

まとめ

 先ほども申し上げたとおり、元々身体が固かった私が意外とお手軽に手に入れた柔軟性が、怪我の防止につながったかどうかを検証する術はありません。

 

 しかし理屈的に、「自らの関節の可動域を超えてしまった衝撃時に組織が破壊される」ということが捻挫という怪我であるならば、その可動域を広げておくことは怪我の防止になると考えます。

 

 ちなみに私はお医者さんではありませんので、上記はあくまで私の考え、ということになります。

 

 医者ほど医療知識はありませんが、医者以上に怪我の瞬間に立ち会ってきた(自分の怪我含む)コストン太郎の意見程度に参考にしていただければと思います。

 

 最後に元も子もないことを言ってしまえば、スケーターにとって一番の怪我の予防策は危ないことはしない、だったりするんですけどね(笑)

 

 

 

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