コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

なぜ日本にスケボーのデッキを製造する会社が存在しないのか

f:id:kostontaro:20180916104350j:plain

こんにちわ。コストン太郎(@kostontaro)です。

 

 皆さんが乗っているデッキってどこで製造されているかご存知ですか?

 

 基本的にデッキはアメリカやカナダなどの海外で製造されています。ですから海外ではデッキ1枚40ドル(4400円くらい)程度が相場で、日本よりずいぶん安く手に入ります。

 

 日本で売る時には利益分の他に、関税や送料、仲介手数料などが上乗せされますから、当然本国で購入するよりは割高だということです。世界一人件費が高いと言われる日本特有の事情もありますが。

 

日本で製造できないの?

 2018年今日現在、私が知っている限りでは日本にデッキの製造工場は存在しません。スケボーは日本では元々メジャーなものではなかったので、昔は製造工場がなかったのは納得です。

 

 しかしデッキを製造するのに規制や免許等の手続きは難しいことはないでしょうし、資源に乏しい日本でも木材に関しては手に入りやすい環境ですから、製造自体は可能なはずです。そろそろ日本でも製造する会社が出てくるかもしれませんね。 

 

なぜ日本で製造しないのか

 日本は人件費が高いですが、関税や送料がかからない分、ユーザーに安く提供できる余地もあると思いますので一番早くに製造を始めた会社は市場で有利になれるかもしれません。

 

 しかし、そのようなビジネスチャンスがあるのになぜ2018年になってもデッキを製造する会社が現れないのか、その理由は簡単です。

 

デッキを製造できても、注文してくれるブランドがないからです。

 

 日本では世界的スケートブランドが存在しません。日本にデッキ製造工場を作っても、注文が入らなければ当然意味はないですよね。

 

 ましてや海外の有名ブランドがワザワザ人件費の高い日本にデッキの製造を注文することなど考えられないでしょうから。

 

 しかしこれは逆の考え方もできて、国内でデッキが製造できれば日本のデッキブランドが増える可能性もあります。デッキ製造を手軽に注文できる環境があれば「オリジナルデッキ作ってみようかな?」と考えるスケーターも必ずいます。

 

 海外でしかデッキが作れない今は、日本のブランドが増えない理由の一つは確実に国境の壁ですから。

 

 ブランドが増えて注文が入るだろう、という想像と可能性にかけて借金してデッキ工場を作るようなスケーターはさすがにいないでしょうから、作るとすれば大手企業でしょうね。

 

まとめ

 オリンピック競技に決まったことによってスケートボードは確実に変わりつつあります。

 

 このままスケボーがスポーツ認定され続け、パークがどんどん増えた場合、日本でデッキを製造する会社がいずれ現れるかもしれません。

 

 そうなるとよくわからない国産ブランドの乱立を招くことになり、スケボーバブルがやってくるかもしれません。いかにも一瞬で弾けそうなバブルですが(笑)

 

 

他記事もどうぞ↓

www.kostontaro.com

www.kostontaro.com

 

スポンサーリンク