本日、ヤフーのトップニュースにスケボーの文字が踊りました。
ニュースの見出しは「スケボー族対策 公園にマット」です。記事はこちら↓
スケボー族対策 公園にマット | 2019/9/20(金) 13:22 - Yahoo!ニュース
※ニュースは通常数週間で削除され、後日リンクが踏めなくなると思われます
世界大会の関係でスケーターがヤフーニュースに載ることは今ではめずらしくなくなってきましたが、このような形でヤフートップになることはスケーターとしては悲しいですよね。
「スケボー族対策」という言葉はネガティヴニュースであることは間違いありませんから。
ニュースの内容
ニュースの内容は、福岡市の天神・警固公園という公園にスケボー対策のマットが設置されたということです。写真はこちら。
ここはスケボーが禁止されている公園のようです。
黒いゴム製のマットで、一見お年寄りなんかはつまずいてしまいそうな感じがしますが、規模が大きいですから、おそらくそこらへんの安全面は考慮されているのでしょう。
これらはスケボーが滑走できないように凹凸をつけるという意味での設置であると思われます。
しかしニュースによると効果はあまりないようで、スケーターは夜になるとマットをかわして滑っているようです。私はこの公園に行ったことはありませんが、結構広そうなので全ての面に設置することはできず、行政側の立場から言えば「イタチごっこ状態」ということなのでしょうか。
「自転車で曲芸の練習をする若者もいる」との記載はBMXのことでしょうか、それとも通常の自転車で行うサーカス的なものなのでしょうか。
とにかく、夜も明るいことからスケーターを含め、昼間仕事をしていたり、学校に行っている人達の遊びの場所となっていることは間違いなさそうです。
その中であえて「スケボー族対策」 と、スケボーメインとも受け取れる見出しをつけたということは、遊んでいる人の中でスケボーをしている人が一番多いということなのかもしれません。
記事の中にはゴミ問題の話も
ニュース記事の最後の方には
さらに改修後は放置ごみが急増しているという。昼はタピオカドリンクなどの容器、夜は飲酒する“宴会族”が残す瓶や缶、総菜などの包装が散乱する。「とりわけ深刻なのは週末。軽トラック1台分のごみが放置されている」
との記載もありますが、これはスケーターだけのことを指しているわけではないと思います。
しかし、スケーターにとってネガティヴニュースであるこの記事の中に、この文言が並ぶことで、ここをスケーターと切り分けて読み取ることができる人はそう多くはないでしょう。
実際この公園ではスケーターはおそらく迷惑な扱いをされていることは間違いなさそうですし。
まとめ
ニュース記事の中には”職員や警備員が近づけば「〇ね」と悪態をつく”とあります。
もしこれが事実で、本当にスケーターが言った言葉であるならば、もうそのスケーターは救いようがないですね。レベルが低すぎて何も言えません。
私は自分以外のスケーターのことはどうでもいい、という考え方が大嫌いです。
この公園がいつからスケボーが禁止になったのかはわかりませんが、たった一言の悪態が、終わりの始まりを作り出すこともあるのですから、その辺は気を付けて欲しいものですね。他のスケーターの為にも。
私の地元には未だにスケボーが禁止でなく、公園の管理人さんとスケーターが仲良しな「奇跡の公園」とも言えるスポットがあります。
この御時世、このような奇跡の公園が減ることはあっても増えることは難しいでしょうが、これからもこのような奇跡のスポットは大切にしていきたいものです。
今日は何やら少し悲しい記事でした。