コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

スキルの度合いでスケボーの幸福度は変わるのか

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スケボーが上手い人、下手な人、普通な人、スキルは本当に人それぞれです。

 

 基本的にスキルというものはスケート歴と共に向上する傾向にありますが、当然永遠に向上し続けるものではなく、ある時に頭打ちし、あとは年齢と共に下降します。

 

 言い換えるなら、どんなに上手なスケーターでも必ず上手い時期と下手な時期の両方を経験し、何なら下手な時期は2回経験します(初心者の時と高齢になった時)

 

 私は笑えるくらい長い年月をスケボーに捧げており、当然この2回訪れる下手な時期を経験していますが、その中で「スケボーをすることによる幸福度」はスキルの良し悪しで微妙に変化しています。

 

今日はこの「幸福度」は、スキルの度合いで変わるのかどうかという話をします。

 

スキルで変わる幸福

まずは答えから申し上げますと、スケボーによる幸福度はスキルによって変化します。

 

 もっと具体的に言うと、基本的にはスキルが低い時より、高い時の方が幸福度は高いです。

 

 これはなぜかというと、スキルが高ければ幸福度の種類が増えるから、となります。

 

 フリップを初めてメイクしたときの興奮は忘れられないかもしれませんが、次は完成度、次はモノ越え、次はステア、次は撮影、と次々出てくる高難易度の欲求をクリアしていくのがスケーターであり、クリアの度に違った幸福を噛みしめることができます。

 

 ということは当然色々出来る方が幸福度が高くなるのは当たり前であり、スキルを磨くかどうかさえ個人の自由であるスケボーにおいて、なぜみんなが一旦は上手さを目指すのかがわかります。

 

色んなトリックをメイクできた方がうれしい(=幸福)からですね。

 

スキルが低い人の幸福

 ここで「じゃあへたっぴは幸福度が低いんだな!」というこの記事の趣旨を少々捻じ曲げて解釈される方の怒りの声が聞こえてきそうですが、当然そんなことはありません。

 

スケボーと言うものはフリップをメイクできた瞬間、その人の幸福度は100%です。

 

 そこからフリップをステアでメイクしたら120%になり、撮影時にメイクしたら150%になる、スケボーによる幸福とはそういう感覚です。

 

ヘリクツに聞こえますか(笑)

 

けど、本当にそうなのです。

 

 次から次へと出てくる幸福欲求をモグラたたきのように満たし続けるスケーターは、その少々怖いくらいの依存性により何十年もデッキの上に乗り続け、何十年も100%以上の幸福を噛みしめ続けているのです。

 

言い換えるならスケボーに出会えただけで、人生の幸福は決定事項のようなものです(笑)

 

まとめ

スケボーはスキルが高い人の方が、低い人より幸福である、とは一概に言えません。

 

しかし、本人にとってはスキルが低い時より高い時の方が幸福である、とは言えます。

 

なんだか小難しい理論になってしまいましたね(笑)

 

 人との比較はできないけれど、自らの歴史による比較は可能、と言ったところでしょうか。

 

 私も年齢がおじさんになり、スキルの低下を実感したときは本当に辛かったですが、今ではそれを受け入れた上で様々な楽しみ方を覚えだしてきています。これは幸福の種類の問題ですね。

 

 今ではこの年齢でデッキに乗れるだけで幸せであり、この種類の幸福は年々上がってさえいると実感しています。

 

 若い頃はそれこそインパクトのあるメイク、野球で言う決勝戦のホームランのような幸福度を追求していましたが、今ではそれが地域の草野球ヒットに変わった感じです(笑)

 

今日も私はこのモグラたたきのような幸福度を追い求め、デッキに乗り続けます。

 

 

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