今まで数々のスケーターの好きな所を上げてきた私ですが、完全に失念していた部分があります。
それは「スケーターがあだ名をつける天才」だということ。私、スケーターのあだ名事情が大好きなんです。
スケーターってあだ名率超高くないですか?しかもそのスケーターが特に有名人でなくても、まったく顔見知りでない人にまで勝手に浸透していくのだから不思議でしょうがありません。
しかもそのあだ名は通常学校で使われるような「タロウ」だったら「ターちゃん」とか、「チヒロ」だったら「チーちゃん」といった類のものではなく、本名とまったく関連性がない超突拍子もないあだ名です。
スケボーの業界以外でも「ハンカチ王子」なんて言うちょっと女性に好まれそうなあだ名がつくことがありますが、そのようなあだ名の浸透とは少々異なるスケーターのあだ名事情。
これはスケーター特有のコミュニティに関連性ががありそうですね。
勝手に浸透するスケーターのあだ名
あだ名がついている人は経験があるのでは?知らないスケーターから「〇〇(本名ではなくあだ名)さんですよね?」なんて言われた経験。
それほどスケーター界隈におけるあだ名というものの浸透度はハンパありません。
- マリアさん
- 竜人さん
- チョッパーさん
- アンドリューさん
- イシコさん
- ジゾーさん
- チャカさん
- サントスさん
- アメリカンさん
- ベニスさん
- ジャイアンさん
- ジュンヤファイヤーさん
- イチローさん
- ポンさん
ちょっとあげればキリがないのでこの辺にしておきますね(笑)
ローカル地方スケーターにまで幅を広げるととんでもない数のあだ名が存在することでしょう。
このような少しでもメディアに出たことがある方のあだ名というものは一発で本名より浸透します。そして「彼のあだ名は知っているけど本名は知らない」というスケーター特有のあだ名事情が出来上がるわけですね。
なぜとんでもなく浸透するのか
ではなぜ「通称やあだ名は知っているけど本名は知らない」なんて言う、まるでタレントの芸名のような事象が起こるのでしょうか。
それは単刀直入に言うと、スケーターが「ユーモアに秀(ひい)でている」からです。 私の個人的見解ですが(笑)
そのユーモアから繰り出されるあだ名の爆発力やインパクトはすさまじく、どこか当たらずも遠からずといったセンス抜群のあだ名は、そのスケーターに一発で定着してしまいます。
統計を取ったわけでも根拠があるわけでもありませんが、芸人はおもしろい、に通ずるような「スケーターっておもしろい」という法則や雰囲気は確かにあり、 私は30年近くスケボーに携わってきて、その経験から導き出されたものですので、この法則はそれなりに信憑性があるのでは、と勝手に思っています。
そしてその法則を裏付けるかのように、スケーター界隈では日々センス抜群のあだ名や、おもしろ動画が生まれているわけです。
まとめ
私のかなり近い地元のスケーターにもあだ名があり、そいつはちょっと有名スケーターの仲間入りをしていた時期があって、当時は全国のスケーターからその独特のあだ名で呼ばれていました。もちろんコンテスト中もMCからも。
さらにおもしろいのはスケーター以外の学校の友達連中や、不良仲間からもそのスケボーで浸透したあだ名で呼ばれていたこと。
スケボーって本当、人生を変えてくれる遊びです。なんせ普段の生活に欠かせない名前まで与えてくれるんですから(笑)
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