GW真っ只中ですね。雨予報だらけだった天気も今日まではなんとか持ちこたえていて、私も少しですが今日はデッキに乗れました☆
今日はスイッチとノーリーについて話したいと思います。
昔は本当に単純に「スケボーはレギュラーよりスイッチの方が難しい」という認識でした。しかし今は若干その認識も変わりつつあり、どっちが難しいかはトリックや人による、ということが浸透しつつあります。
大きなセクションで単品トリック、というのであれば「レギュラーよりスイッチの方が難しい」も成り立ちますが、例えばフロントフリップなんかはレギュラーよりスイッチの方がやりやすい人は結構いますよね。
キックフリップもメインで出来ないけどスイッチなら出来る、という人は結構います。
そんな常識が変わりつつあるスタンスですが、初心者の方がメインスタンス以外の練習に入るとき、スイッチかノーリーかどちらから練習すれば良いのでしょうか。
どちらからでも良い
いきなり答えから。
そして身も蓋もないことを言いますが、どちらからでも良いです。
以前とあるスクールにおいて、「練習するならスイッチから」と言っている講師がいました。これは誤りです。
どちらから練習した方が上手くなる、という理屈は令和元年5月1日現在において確立されておりません。※令和使ってみたかっただけです(笑)
つまりどちらからやっても上達に影響がある次元ではないし、しいていうなら「〇〇のノーリーヒールがカッコ良かった!」とか「〇〇のスイッチKグラインドが渋い!」などの「スケーターっぽい理由」で始めて良いです。
ちなみに私はノーリーから練習しました。理由は当時大流行していたes「menikmati」においてarto saariのギャップでのノーリーヒールがカッコ良すぎてそれがやりたいと思ったからです。
ノーリーからの方が手軽かも
どちらかと言えばノーリーから始める方が手軽というか、違和感が少なく始められるかもしれません。
それは進行方向がレギュラーと同じであるからです。メインスタンスとスイッチスタンスの違いなんて所詮は「体の向きはどっち向きがやりやすい?」の世界ですから、そういう意味ではスイッチよりノーリーの方が最初の違和感は少ないでしょうね。
私の感覚的にも皆さんスイッチよりノーリーから始められる方が多い気がします。それは皆さん何か理由があって始められるというよりは、なんとなくノーリーの方が違和感が少なく始められる、からではないでしょうか。
その「なんとなくこっちの方が・・・」といった始め方は結構大切で、講師に教えられた違和感あるやり方より、自分がやりやすいようにやった方が上手くなる可能性は高かったりします。
まとめ
少なくとも国内においてはスポーツ科学の分野がスケボーの領域に入ってきておらず、どのようにやれば効率よくトリックを覚えられるか、という疑問は力学的に解明されていません。
なら自分がやりやすいようにやった方が良い、というのが私の理屈です。
誰に教えてもらったわけでもない、歩いたり、走ったり、ジャンプしたり、というようなことと似ていて、本当の正しいやり方というものは存在するのでしょうが、その正しいやり方がハッキリしない以上、自らの体が感じる、この方がやりやすいというボンヤリとした感覚を信用するのが一番手っ取り早いです。
人間の感覚って結構優秀にできていて、あながち間違ってなかったりしますからね。少なくとも初心者のうちはその方が良いと思います。
明日からメインスタンス以外を練習しようと思ってる皆さん、がんばってください。
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