スケボーのギアで一番交換頻度が高いのは誰もがデッキであることは間違いありません。そしてデッキの次に交換頻度が高いモノは、普通シューズです。
ベアリングなどはたまに予期せぬ壊れ方をすることがありますが、普通はデッキやシューズよりは長持ちします。
ではその次はなんでしょうか?
ギアの種類
ここでまず他になんのギアがあるかおさらいすると
- トラック
- ウィール
- ベアリング
- ブッシュゴム
です。
この3つに関してはかなり人によってのバラツキがあったり、モノの良し悪しで急に壊れたりと、あまり耐用期間を予想することは難しいですよね。中でもトラックの交換時期というのは皆さん悩んだ経験があるのではないでしょうか。
トラックの交換時期は
トラックはグラインドする部分(シャフト)が削れてきますが、デッキのように目に見えるように日々削れていくものでもありません。パークのようなスケート専用のカーブを使っている人はなおさらです。
かなりの日数を重ねて本当に少しずつ傷が増えていくような感じですよね。
ちなみに私はトラックは毎日のように滑っていた若い時でも1年くらいは変えませんでした。今はもう最後にいつ変えたかも覚えてないくらいです。
変えるタイミングとしては、ウィールを留めるネジ山が潰れたときかキングピン等が折れた時です。
中にはキングピンが折れてもキングピンだけ新しく購入し、使い続ける人もいますが、私はキングピンが折れたらなんとなく「替え時」と思って変えてしまいます。新しいギアってテンションも上がりますしね。
どちらかというとブッシュゴムを変える頻度の方が高いです。僕の感覚ではトラックを1回変える間にブッシュゴムを2回変える、といった具合です。
トラックが古くなったらトリックに影響するか
私はトラックが古くなること自体(当然限度はあります)はトリックにさほど影響しないと考えています。影響するのはブッシュゴムです。
単純に「トラックの動き=ブッシュの潰れ具合」なので、トラックの動きが変わればトリックに影響がでることが予想されます。まぁブッシュが柔らかくなればトラックを締めれば多少ごまかせますが、限度がありますよね。
ここは靴紐に似た感覚です。シューズを履き込んで柔らかくなってきたらその都度靴紐をきつくすると思いますが、限度があります。
現に私は、トラックが古くなったからと言ってトリックができなくなり、トラック(同一ブランド)を新調した瞬間に出来るようになったことはありません。
ちなみに違うブランドのトラックを新調したら話は別ですよ。トラックはブランドによって軽さや重さ、さらにはデッキを叩く時の反応まで違いますから。
まとめ
古くなることでトリックに影響しない以上「トラックの交換時期に目安と言うものは、ない」としてOKだと思います。
なぜトラックがトリックに影響しないかというと、デッキは削れますし、ウィールは小さくなり、シューズは柔らかくなってきます。
最初と形状が明らかに変わってくるこれらは当然トリックにも影響してきますが、使い続けても最初と形状が変わりにくいトラックはそうではないということです。金属ですから柔らかくなることもないですしね。
その証拠に、新品のトラックに変える予定の方は、試しに古いトラックのブッシュゴムをそのまま新品のトラックに付け替えてみてください。
ほぼ、古いトラックと同じ感覚でデッキをコントロールすることが可能です。(同一ブランド限定)
ちなみに私がもう10年以上使用しているのはベンチャートラックのLOWです。デッキの弾きの反応や軽さも「元祖標準!」という感じ、でとても使いやすいですよ。
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