コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

スケーターが怪我をする部分ベスト5

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「スケボーと怪我」は切っても切れない関係です。

 

 そりゃそうです。基本的には危ないことをやっているのですから。こんなに怪我をする遊びは他には存在しないのではないでしょうか。

 

 フラットだけならまだましで、カーブやレールを使うようになったり、できるだけ高いところから飛び降りたくなったり、スケーターは常に、昨日より今日、今日より明日、というように進化を目指す人種ですから怪我をしないということはほぼ不可能です。

 

ではスケーターが最も怪我をしやすい部分はどこでしょうか。

 

第1位・足首

第一位は足首です。

 

 いわゆる「グリッチョ」ですね。この言い方は”グリっとやってチョー痛い”からきているそうです。スケーターは足首がいくつあっても足りません。 本当にやってしまうときはかなりの頻度で捻挫してしまいます。

 

 私がすごい印象に残ったエピソードで、足首をひどく捻挫して数か月ののちに復活した友達が、その復活日にまた足首やってしまったことがあります。

 

 足首をひねる瞬間を私はハッキリと見ていたのですが、フラットレールの着地時にグリッ!とやった瞬間その友人は「まただ!!!」と叫びました。

 

 この「まただ!!!」の3文字は「また何か月もスケボーできねぇよ最悪だ!!!」という意味であることはスケーターであれば分かると思います。

 

 グリッチョは痛みも嫌だけれど、何か月も滑れないことの方が苦痛だったりしますよね。何年のデッキの上に乗っていて足首をやったことがないスケーターはいないのではないでしょうか。

 

スケーターの手術エピソードも一番足首が多く、人気プロスケーターウェイド・デサルモやスティーブ・ベラ等も長期間足首の怪我に悩まされていました。

 

 

第2位・膝

 膝を2位としました。これもスケーターの手術エピソードとしては足首に次いで多いです。

 

 昔から前十字靭帯という膝の中で一番大切な靭帯を損傷して手術するスケーターが結構いました。手術までいかなくても膝を捻挫するスケーターもいますね。

 

最近は特に女性スケーターの膝の怪我を良く聞くようになりました。西村姉妹や中村貴咲さんなど、攻める女性スケーターは例外なく膝を怪我しています。

 

男性より女性の方が前十字靭帯を損傷する割合が多いという統計もありますし、女性スケーターが当たり前になってきた今、怪我には十分注意してほしいですね。

 

膝は足首より関節が複雑な分、一度怪我をすると長引くことも多いですから注意が必要です。膝の怪我で引退したスケーターは1人や2人ではなく、アート・サーリは膝の手術後から大きなスポットを攻めなくなり、そのまま引退しています。

 

第3位・手首

 これも結構多いですよね。「軽く痛めた」というのであれば数的には膝より多いかもしれませんが、足と違って日常生活に影響がないことも多く、怪我といういよりは”ちょっと痛めた”というパターンが多いと思うので、ここでは第3位としました。

 

 これは着地で手を付いたときにやってしまうことが一番多いです。中にはフリースタイルという手を使ってデッキを回したりするパターンでやってしまうこともありますが。

 

 私も手首にヒビが入ったことがありますが、2.3年ずっと痛かった記憶があります。手首って中々治らないんですよね。

 

第4位・腰

 これは歳を重ねてなるパターンが多いですが、しかし私の友人で高校生の時にヘルニアになったやつがいました。

 

 一度腰をやってしまうとその後ずっと腰痛と付き合っていかなくてはならないことが多く、腰は本当に危険です。

 

若いうちは腰痛とは無縁なスケーターも多いですが、若いうちにあまり無理をしすぎると歳をとって辛くなることがあります。特にステアを得意としているスケーターは要注意です。

 

第5位・指

 想像できると思いますがいわゆる「突き指」です。

 

 上位4つに比べればあまりないかもしれませんが、指は関節が小さい分、わずかな外圧で怪我をしてしまうという特徴があります。

 

しかしこの中では一番日常生活に影響が出にくく、程度はありますが一番治りやすい怪我でもあります。極端に言えば指なら気をつけながらスケボーもできてしまいますしね。

 

手術して指に針金を入れて固定された先輩がいましたが、それはかなり痛そうでした。

 

 

まとめ

 スケーターにとって怪我は日常茶飯事ですができるだけ避けたいですよね。

 

スケーターの場合、スポーツ選手と違って怪我をした瞬間に思うことは「痛い」より「今後どれくらいデッキに乗れないのか」ということだったりします。

 

無理をすることがカッコイイという側面があるスケボーですが、怪我のリスクとのバランスを考えて滑ることが必要であると感じます。

 

 

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