地獄のようなパートがBURDENよりドロップされました。
bakerやemericaのライダーであり、国内ビッグトリッカーと言えば真っ先に名前が上がるであろう阿部涼太さんのパートです。
とにかく阿部涼太さんはビッグトリッカーにもかかわらずパートをドロップする期間が早いですね。ついこの間burdenのツアービデオで多くのフッテージを使ったはずなのにこのボリューム。もはや日本人さは微塵もありません。
世界レベルのビッグトリック
スケーターはルールがないスケボーに「前作を超えること」という意味不明のマイルールを課すというクセがありますが、そのスケーターのクセど真ん中のパートです。
とにもかくにもトリックがデカくて、ハンドレールもステアも完全に海外レベルで普通にbakerのワールドビデオに出ていてもまったく遜色ないと思います。
中でも巨大なストレートレッジのテールブラントスライドはあり得ませんね。降り口が高いスポットってやったことある人はわかると思うんですけど、めちゃくちゃ怖いんです。主にストレートレッジって降り口が高くなることが多いんですけど、嫌な予感しかせず、本当に恐怖です。
あの高さで、あのレッジの幅の細さ、トリックチョイスはまさかのブラント。笑うしかありません(笑)変な失敗したら一発で病院送りですからね。
しかもあのスポットは昔から良く国内ビデオに出ていたスポットですが、その反対側にある小さな方のレッジをみんなやっているスポットです。まさかのデカい方のレッジを使うという発想自体が規格外ですね。
極めつけはラストトリックの最後がキンクしている巨大レッジ。最後がキンクしているスポットはただでさえ危険です。
ハンドレール等で一番危険なのは、失敗してレールに股間や顔等をぶつけてしまうことです。しかしスピードにのっていれば失敗してもその勢いのまま着地まで行き、レールをかわせることがあります。ハンドレールで失敗しても無傷で済むなのはこのパターンが多いです。
しかし最後がキンクしているとこの方法は基本的に使えません。結構スピードを出していても、キンクが飛び出ているのでさすがにそこまでかわすことができず、キンクに股間をぶつけて悶絶というパターンが海外のビデオなんかを見ているとたまにありますね。
その恐怖をモノともせずにしかもスポットのあの巨大サイズ。
メイクは一発だったりするのでしょうか。あんまり失敗しているところを想像できないサイズですよね。
スポンサーの色がピッタリ
僕はこのパートを見てbakerとemericaというのは彼にピッタリはまるスポンサーだなと感じました。まさに「baker」まさに「emerica」という感じです。
日本人は基本的に忖度ライダーが多いですが、そのブランドの色を大切にせずおろそかにすることが良くあります。わかりやすく言えば「ジェイミートーマスがDGK」では全然色が違いますよね。 そのようなことが少なくとも今までの日本では普通に起こりえていました。
まぁジェイミーほどのビッグネームは国内にいませんし、本人もコネでつかんだライダー枠なので話題にもならないことが大半ですが、それでもブランドの色を無視したライダーチョイスは本当に辞めて欲しものです。
阿部涼太さんはELEMENTも似合っていましたが、個人的にはbakerがよりピッタリだと感じました。
まとめ
彼は一体どこまでいってしまうのでしょうか。
パートを出すごとに前作を見事に超越し、終わりが見えません。まるでこの先も無限に前作レコードを更新していくかのような、そんな気さえしてきます。
いつかbakerやemericaのチームビデオで彼がプロパートを持つ日が来る、そんな夢を持たせてくれるようなスケーターですね。
パートをどうぞ
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