松尾裕幸さん率いるBurdenから、新たな映像が出ました。
今年の夏に東北方面へのツアーを慣行されたようで、そのツアー映像です。各地のパーク会場でのデモを行ったりサイン会をしたり、もちろんストリートの映像もあって、とても内容の濃い映像でしたね。
ツアーを慣行したライダー
- 松尾裕幸
- 阿部涼太
- 村井海斗
- 瀬尻 稜
- 増田竜万
- 浅野楽人
全員日本屈指の戦闘集団です。このような国内スケート界の最強集団が自分の地元にデモやサイン会に来たらキッズたちは絶対うれしいはずですよね。
Burdenとは
そもそもBurdenとはブランドでもなければ会社でもありません。
松尾さんがインタビューでおっしゃっていましたが、Burdenとは
「各ライダーの価値観を表現するための旗印であり、今後スケートカルチャーを中心としたさまざまな発信をしていくもの」
とされています。
ちなみに命名は「人生には面倒なこと(=Burden)がたくさんある。だからこそ自分らしさを見失わないために夢中になるものをいつまでも大切にしたい」というコンセプトからつけられたようですね。
スケボーは時に人をちょっと不安にさせるくらいハマらせてしまうほどの魅力があります。私にはスケボーにまずい意味でハマりすぎたことによって、道を踏み外した友人もいます。もちろん悪いのはスケボーではなく本人ですが。
私が勝手に思ったことですが「夢中になるものをいつまでも大切にしたい」というBurdenの命名コンセプトは、スケボーの良い面、素晴らしい側面を端的に捉えたものであると感じました。
松尾さん一人で命名を考えたのではないかもしれませんが、やはり天性の才能を持った人はスケボーの技術だけでなく、スケボーに対する向き合い方も天才なんですね。
ブランドでないのがもったいないくらい
Burdenのライダー(と言っていいのでしょうか?)達はそれぞれ別ブランドのサポートを受けています。つまりBurdenがデッキやウエア等のブランドであった場合はこのメンツでのツアーは基本的にあり得ない、ということになります。
ブランドではないBurdenであったからこそこの国内選抜最強クルーが揃ってツアー慣行できたわけですが、もしこれがブランドのツアーであったらそれはもう大成功ですよね。
それぞれのスキル、スタイル、カリスマ性、ハンマートリック、どれをとっても無敵状態で、こんなデモや映像配信があったら、アイテムの売上げに貢献することは間違いないでしょうから。
たまに国内ではブランド等のツアー映像で、正直「え・・・・?」といったものが出てしまうこともあります。出さない方が良かったのでは、と感じたこともあります。
しかしこの映像はもちろんそれとは真逆で、全員すごすぎなのですが、特に阿部涼太さんはもう怪物ですね。もはや日本人に見えません。どこまでいってしまうのでしょうか。
最後のレッジでのブラントスライドは高さもめちゃくちゃありそうですし、何よりデッキを叩くところからレッジの掛けるところまでがすごい離れているように見えます。
簡単にテールを叩いているように見えますが、これは映像で見る以上にやりにくそうな、とんでもないスポットでしょう。。
良くあるんですよね、プロがやっているスポットに実際行ったら「え!?これやったの!!??」みたいなこと。
特にハンマートリッカーがやっているスポットの場合、凡人から見るとそこはもうスケボーのスポットとして成り立っていないようなものであったりします。
まとめ
このツアービデオは国内のツアー映像としては異常です。
日本人の苦手な部分であるビッグトリックで構成されていますし、瀬尻さんのカッコ良さも、もはや完全に海外のプロですよね。
それぞれに別のブランドがついていらっしゃいますので叶わぬ夢ではありますが、Burdenのデッキが発売されて皆さんのモデルが出たらテンション上がって買ってしまいますね。必見映像です。
映像をどうぞ↓
関連記事↓