コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

公園での禁止事項が多すぎるのはなぜか

f:id:kostontaro:20181031180627j:plain

今日はちょっとスケボー以外のことも含めて。

 

記事の写真はとある議員の方が、公園でのボール遊び禁止について疑問を投げかけられたときに使用されていた写真です。

 

最近は公園での禁止事項が多いことを御存知ですか?僕が子供の頃は公園と言えばボール遊びのメッカでしたが、今では親子がキャッチボールすることさえ禁止になっている公園が多いそうです。

 

キャッチボールすらダメなのであれば、スケボーは昔から世間の端っこに追いやられてきた遊びですから、もちろんスケボーも禁止されている公園が多いですよね。

 

公園は体を使って遊んでいいところでは?

 僕はすごく人の多様性を大事にしたい派なので、公園でサッカーやスケボーを禁止してほしい人がいることはわかります。

 

 お年寄りの方も利用しますし、ボールやデッキが飛んできて「危ない」と思う人もいるでしょう。

 

 役所も「あの公園でボールが当たって怪我をして病院にいくことになった、どうしてくれる?」という電話があると困るので、リスク回避としてどんどん規制が強くなっていった結果、公園での禁止事項が増えたということですね。

 

 しかしリスク回避から片一方の方々の意見をすんなり聞き入れてなんでも「禁止」にしてしまうのは僕はすごく悲しいです。

 

 テレビでも取り上げられていましたが、「大声禁止」や「飲食禁止」の公園もあるそうです。飲食禁止はポイ捨てが多いから、だそうですが、ならば「ポイ捨て禁止」で良いと思います。

 

 もしかしたら最初は「ポイ捨て禁止」だったけど効果がなかったから、という理由かもしれませんが、それが飲食禁止にする理由になってしまうのでしょうか。

 

 ちなみにボール遊び禁止の公園の役所にテレビスタッフがなぜ禁止なのか問い合わせたところやはり「何かあったら責任が取れないから」と回答があったそうです。

 

 ボール遊び禁止、大声禁止、飲食禁止、であるなら次はもはや「立入禁止になるのでは?」と思うレベルですね。

 

遊具の撤去

 そしてこの役所の「責任が取れない」波はついに公園の遊具にも及びます。ブランコや滑り台が危ないからという理由でどんどん減っているそうです。

 

 確かに遊具が全部撤去されれば遊具での怪我や事故はなくなります。しかし事故を無くすために際限なく禁止事項を増やすのであれば、いずれ車もなくなり、飛行機も、エレベーターも、花火も、包丁さえも、全てなくなってしまいますよね。

 

 どこかで「危険」と「遊ぶ楽しみ」のうまく折り合いをつければ良いのになぁと思います。

 

まとめ

 僕がスケボーを始めた当初は地元の公園はスケボーOKでした。管理人のおじさんも怪我をしたら心配してくれるくらいの間柄でしたしね。

 

 しかし、しばらくするとやはり苦情が引き金となってスケボーは禁止に。一度禁止になるとまた「解禁」されることはあり得ないので、スケボー禁止の公園は増える一方ということになりますね。

 

 僕は公園でスケボー禁止なのがとても悲しいです。野球をやっている人は野球禁止なのが僕と同じように悲しいでしょう。

 

ふと思ったのですが「公園でスケボーくらいいいじゃん」という一見何も考えていない子供のような考え方って「実は大人にとって一考させられる大切な考えなのでは?」と記事を書きながらしみじみ思ってしまいました。

 

危険回避や責任回避、騒音問題、ゴミ問題色々ありますが、どこかで規制と許容の折合いをつける時「いいじゃんスケボーくらい」「いいじゃん野球くらい」という感覚が少しくらいあっても悪くないのではないでしょうか。

 

まぁ役所ではそうはいかないことを重々分かった上で、あくまで僕の身勝手な願いとして言ってみました(笑)

 

 

関連記事↓

www.kostontaro.com

www.kostontaro.com

www.kostontaro.com

スポンサーリンク