コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

映像で見るトリックは一回ではなく二回以上メイクしていることもある

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皆さん何気なく見るスケボーの動画のメイクは1回のメイクじゃないことも多くあるって気づいてましたか?

 

アマチュアではあまりないと思いますがプロの場合、危ないことをやっているのにまさかの2回以上のメイクをしている場合も結構あるんです。

 

どうしてわざわざ2回メイクする?

 危ないことをやっているときや、ほぼパーフェクトなメイクにも関わらずわざわざもう一度メイクするというのは、プロでない人は理解できないかもしれません。

 

しかし、プロと呼ばれる人たちはメイクだけが仕事ではないので、こういうことが起きます。

 

以前chatty chattyの紹介記事でも書きましたが、例えば戸枝義明さんが新宿工学院の有名なハンドレールでノーリーKをメイクした時も2回メイクしています。

 

この場合はおそらく魚眼(よく見るハンドレールの真横から覗き込むように撮る方法)のメイク映像が欲しかったのだと思います。1度目のメイクの時は遠目からの撮影のみでしたので。カメラが一台しかない場合これは結構良くあることで、まさにスケボーが仕事であるの人の発想ですね。

 

ではカメラが2台以上ある(魚眼と遠目撮影の両方ができる)にも関わらずメイクを撮り直す場合もあるのでしょうか。

 

答えはyesです。

 

腕が肩より上がってしまっていてシルエットがちょっと気に入らなかったり、お気に入りのTシャツでやればよかったなど、プロは凡人では信じられないような理由でやり直すこともあります。

 

ですから、一番手っ取り早く2回メイクしているな、とわかるのは1回目のメイクの時と服装が違う時ですね。

 

ちなみに戸枝さんの工学院ノーリーKの場合は僕はメイク後の腕の動きでわかりました。

 

クリスジョスリンの場合

歴代最高のビッグトリッカーであるクリス・ジョスリンの場合、メイクも完璧、服装も変えない、カメラは2台ちゃんとある、にも関わらずデカいステアを2回メイクすることもあります。

 

なぜかというと、「映像」で見ると完璧であったとしても「写真」では納得できなかった、言う理由です。

 

プロはビデオプロジェクトだけではなく、雑誌やWEB写真なんかも重要な仕事ですから、例えばTシャツに書かれているブランドロゴがトリック中めくれてしまっていて見えなかったりするとそのブランドロゴが見える状態の写真が撮れるまで撮り直しをしたりします。

 

10段以上のステアでそんなことするなんて、体がいくつあっても足りませんね。

 

まとめ

今では日本でもブランド宣伝の仕事の為に2回以上メイクするということが割と普通になってきましたが、海外では2000年発売されたesのmenikmatiの時代からそういう習慣は大いにあったそうです。

 

 ただでさえ怖いことをやっているのに、Tシャツのブランドロゴが見えていなかったという理由でもう一回やり直すとは、こんなストイックな遊びってスケボー以外に存在するのでしょうか。

 

プロは本当に尊敬します。

 

 

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