コストン太郎のスケートボード情報館

スケートボードを愛する男です。日本のスケボーに関する全てを語ります。

永遠の疑問。カッコ悪いトリック【レギュラーヒールフリップ】編

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こんにちわ。コストン太郎(@kostontaro)です。

 

今日はカッコ悪いトリック【レギュラーヒールフリップ】編です。これにももちろん例外がありますが、このトリックに関しては今まで紹介したカッコ悪いトリックとは少し違い、異質であると言えます。

 

昔はどっちでもよかったフリップ

昔は初心者がフリップを練習するときは、キックフリップかヒールフリップのどっちがやり易いか、ということで練習するフリップの種類を決めることが多かったような気がします。

 

それぐらい別に「ヒールフリップがカッコ悪い」という認識はなかったわけです。でも今は違います。フリップの練習といえばキックフリップであり、ヒールフリップを練習してる子は見たことがありません。

 

なぜカッコ悪いのか

ここが初めにも記述したように「異質」である部分です。

 

今までに紹介したダサいトリックであるグラブや縦回転などは「ズルい」とか「横回転の方がイケてる」といった理由がありましたが、レギュラーヒールフリップに関しては別に「ズルい」わけでもないし「キックフリップの方がイケてるから」といった理由も何かしっくりきません。

 

「キックフリップの方がイケてる」のであればスイッチでも同じことが言えるはずだからです。ヒールフリップはスイッチやノーリーになるといきなりとんでもなくカッコ良くなりますから、一概にキックフリップの方がカッコ良いということは言えません。

 

ではなぜレギュラーヒールはダサいのか。

 

うーん。。。すごく考えたのですが、これは初めてのお手上げ状態。「スケボーの不思議」と言えるかもしれません。結構理屈で考えながらスケボーを今までやってきたのですが、これだけは正解にたどり着くことができませんでした。

 

なんせスイッチになると急にカッコよくなるわけですから、それが非常に不可解です。

 

例外

とりあえず例外の紹介を
ニーン・ウィリアムスアントワン・ディクソンです。

 

ニーンのヒールは蹴り方やキャッチ時の後ろ足のたたみ方など、とんでもないオリジナリティがあり、どこかヒールフリップを感じさせないところがあります。

 

カリスマの代名詞アントワン・ディクソンに関しては、ザ・ヒールフリップと言えるほど普通のヒールフリップですが、ディクソン自身の上半身の動きや浮遊感等がヒールフリップをカッコよく仕上げているような感じです。つまり何をやってもカッコ良い人間であるとヒールフリップでさえもカッコ良くなる、ということでしょうか。まさに例外中の例外ですね。

 

日本人では林正翔さんが工学院ダブルセットでフェイキーヒールフリップをやっているのですが、超かっこよかったですね。彼もやはりカリスマです。

 

 

まとめ

 今回はヒールフリップの不思議というよりは「スケボーの不思議」にぶち当たってしまいました。

 

何十年とスケボーやってきて、結局なぜヒールフリップがダサい認定されているのかさえわかないのですから、スケボーって益々不思議で退屈しない乗り物ですね。 

 

 

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