こんにちわ。コストン太郎(@kostontaro)です。
今日はカッコ悪いトリック【50-50の〇〇アウト】編です。これにももちろん例外があり、最近その例外が逆に流行ってきてるかもしれません。追って説明します。
流行ったことさえない50-50からのアウト
まったくなかったトリックではなく、昔ちょっとやっているスケーターもいました。中にはハンドレールに50-50で入ってフリップアウトするスケーターもいましたが、それは別にカッコ悪い認定はされていなかったように思います。
カッコ悪いのはカーブで50-50からのフリップアウトやトレフリップアウトをした場合ですね。フェイキーでも同じく、フェイキー50-50からフリップアウトなんてマジでやった日には一撃でダサい認定ですから注意しましょう。
これはグラブや縦回転フロントフリップと違って流行った時期さえないという特徴があります。
急に超カッコ良くなるノーズグラインド・5-0グラインドからのアウト
50-50からのアウトは超ダサいのですが、例えばノーズグラインドからのフリップアウトはいきなり超カッコよくなります。フェイキー5-0からのアウトも同じです。アウトトリックはフリップでもトレでもショービットでも同じで片側のウィールを浮かせてやるだけで全てカッコ良くなります。
グラインドのアウト系で最近記憶に残っているのは、チャズ・オルティズがZOO YORKのパートでバックサイド180ノーズグラインドからのスイッチヒールフリップアウトをやりました。めちゃくちゃカッコ良くて、それ以降急にそのトリックが流行りましたね。
あれがスイッチ50-50のヒールフリップアウトだったら超ダサくて誰も真似してませんよね(笑)
なんでダサいのか
基本的にテールかノーズのどちらかを浮かせた状態からのアウトでないと、「それってフラットでやるのとほぼ変わらなくない?」という事が言えてしまい、スケーターの「それカーブトリックって言えるの?」「なんかズルい」という感覚が、50-50からのアウトをダサい認定してしまったのでしょう。
カーブでやるトリックにも関わらず「カーブトリックとは言えないからダメ」というのはカッコ良さを追求するスケーターの性格を良く表していると思います。
例外
来ましたスケボーあるある、「例外」です。
ズバリ【通常と逆に回る180アウト】です。説明しますと、フロントサイド50-50から180アウトする時って当然フロントサイド180アウトがしやすいです。それをあえてバックサイド180アウトする、ということです。
これにはちょっとポイントがあり、切れ目のないカーブであることが前提です。切れ目があると逆180アウトをすることが容易になってしまうので、難しさが半減するためです。
まとめ
まとめとしては、
- 50-50アウトは基本的にダサい
- ノーズグラインドや5-0からのアウトは急に超カッコ良くなる
- 切れ目のないカーブでの逆180アウトだけはOK
ということになります。
う~んスケボーって色々むずかしい(笑)